《黄姚古鎮》 2010年5月17日

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さて、翌5月17日は『黄姚(Huang Yao)古鎮』が目的地
です。
古鎮としては殊のほか有名で、ご存知の方も多いと思
います。

黄姚へ入るルートとしては、
  @昭平から
  A鐘山から
  B賀州から
が考えられ、地理的にも、このどこからでも同じような
距離です。

今日は昭平か鐘山に泊まることにして、前日に調べて
おきましたが、賀州は戻りに立寄る可能性が高いので
朝早い便のある先ず《昭平》へ行くことにしました。
経路は、電光表示板によると、《梧州》《太平》《陳塘》
《昭平》のようです。

08:30の直行快速便の切符を買いました。
53+2(保険)=55元 202km

まだまだ時間があるのでバスターミナル内
をぶらぶらしていると
07:50三合・富羅・馬江・黄姚・昭平現橋
という普通バスを発見。

切符売り場の窓口で、《昭平》といわずに
《黄姚》といえばよかったのかなぁと後悔し
ましたが、買ったのは直行快速(直快)で
すが普通は往々にして時間が掛かるので
そのまま08:30で《昭平》へ一旦行くこと
にしました。

↑ 07:50発の《昭平現橋》行き

↑ 08:30発の《昭平》行き直快

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バスは直ぐに高速道路に入り快調に進みました。この高速は最近
開通したようで《賀州》とを結んでいます。
途中に何と《黄姚》というインターチェンジがあり、そこでバスは一般
道へ降りました。手持ちの地図では建設中
と表示されている高速が開通したのですね。地図で見る限り、結構
大回りです。三角形の2辺を辿っているのです。
てっきり最短のルートで行くものと思い込んでいました。
いや、電光表示板が【嘘】だったのです。
矢張り高速ができれば距離が長くてもこの方が早いのでしょう。
普通バスは間違いなく旧道の筈です。

ところが、《黄姚》で降りたバスは旧道へ入りましたが、暫く
走ると『黄姚古鎮』が現れたではないですか。
ここで降ろして貰おうかどうしようか、と逡巡している間にも
集落を通り過ぎてしまいました。

中国のバスは一般的に【オンディマンド】です。乗るときは
手を上げてドライバーに合図を送ります。降りるときは事前
に告げておいて、ひとこと『下(Xia)!』と叫べばいいのです。
今回は乗っているバスが『黄姚古鎮』を通るとは予測してい
ませんでした。だからバス内でも後ろの方に席を取り、荷物
は上の棚に収めていましたから途中下車するにも手間がか
かります。諦めて乗り続けました。

《昭平》のターミナルに着いたのは11:30、202km。
途中で1回の休憩を挟んで3時間でした。

昭平は余り面白味が無さそうな町に見えました。
一旦通った道を戻ることになるけども直ぐに《黄姚》へ行こう
と決めました。

11:50発があったので早速切符を買いました。16元でした。
このバスは、《昭平》《大爽》《黄姚》《現橋》《樟木》《鳳凰》《公会》
のルートを結んでいるようです。

丁度2時間で一旦見たことの
ある《黄姚》に着きました。

バスの車掌に《古鎮》への入
り口を教えられて進みました。

大きな案内板がありましたので読むと共に写真に収めました。

事前にネットでチェックしていた通り、
門票(入場料)は68元でした。

後ほど、改めで写真で確認すると、
70歳以上の老人は免費(無料)、
但し身分証を提示と書かれていま
す。

一寸誤魔化すのは無理なようです。

では古鎮をご案内します。

榕樹(rongshu=ガジュマル)は中国
南部でよく見られる大樹です。

門を通って内部へ進みました。

門に書かれている文字は、【亦孔之固】で、後ほど調べたところ
によるとよれば、
古い時代の詩経の一節で、
   天保定爾   天 爾(なんじ)を保定して
   亦孔之固   亦た孔(はな)はだ之れ固し=天 爾(きみ)が
            み位を保(やす)んずること、げにいと固く
というところから取っているらしいのですがよく判りません。

この形の山が黄姚古鎮のシンボルともなっています。写真では必ずといっていい程出てきます。

石橋を渡って《司馬第》を見て元へ戻り一旦通過した東屋があります。
石造りの立派な看板らしきものがかかっています。

この右から2番目の文字がよく判りません。
【且○喫茶】とかかれていますが、二つ目の文字が判別できません。後ほど、中国人の友人数人に見て貰いましたが、
文字は上が《水》で下が《土》だろうということだけです。そんな文字は中国でもありません。

丁度このしたが川巡りの船の発着場にな
っていました。10元で乗れるそうですが、
距離が短そうなので止めました。

そして古鎮内部の細い通りを散策しました。

結構整備されています。

建物の煉瓦塀に残されている商品の
広告も趣を添えています。

《石板街》もいいですね。

造り酒屋を通り過ぎて、広告を楽しみながら
角を曲がって更に進むと、どこからか『二胡』
の音が・・・

ここでした。

老人が二人で実に優雅に『二胡』を楽しんでいるのでした。
遠慮がちに写真をお願いしても快く応じてくれました。

そして別のゲートです。
一風変わった龍の描かれた額が面白い・・・

最も面白かったアイテムのひとつが壁面に貼られた広告でした。
同じものですが、見たものを整理してみました。

細い通りを散策して元へ戻りました。

民族衣装のお嬢さんと写真を撮って
いる旅行者が居ました。

5月の下旬の平日ですから旅行者の姿
はまばらでした。
また、日本人にも会わなかったし、西欧人
に人気のあるスポットながら出会いませ
んでした。

当初は、場合によれば古鎮内で1泊して
もいいな、という思いもありましたが、良さ
そうな施設もなかったし翌日以降の計画
もあったので『黄姚古鎮』を後にしたので
した。

ゲートで『鐘山へ行くんだけどどこでバスを待ったらいいのか』と訊ねると大雑把に指を指されました。
バス停の標識はないし、バスを待っている人もいないので訝っているとバスの姿が近づいてきました。
そうすると、訊ねた古鎮入り口係員が走ってきて『このバスだ』とわざわざ教えにきてくれました。

門票の68元はかなりのボッタクリです
が、よく整備された古鎮で一応の満足
です。

でも、いままで多くの古鎮を廻っている
ので、正直なところ食傷気味になっています。
この古鎮は矢張り有名なだけによく整
備されていました。

ニワトリも古鎮には殊のほか
似合います。

クリックすると拡大
されます

子供達は元気に川で水遊び。

次に足を運んだのは、《司馬第》という所。

説明板によれば、《司馬》というのは、
人の《姓》ではなく、『明代』『清代』の
《役職》とのこと。
地面から1m高いという《黄姚》の建築
様式がよく判る、ということらしい。

路地のような小路を進んで行きました。右端の写真ですが、
遠くにシンボルの山が顔を覗かせています。

時計屋です。年老いた店主(?)が眼鏡をかけながら修理作業に精を出していました。
多分、今では貴重な存在でしょうが、彼は機械式の時計しか修理できないでしょう。

時計屋の店内です。

15:15頃に『黄姚古鎮』前で乗ったバスです。

正面向かって右端に大きく『鐘山』と簡体字で書かれています。
行き先を告げて12元支払いました。

黄姚の町を出ると直ぐに無舗装の道でした。
久しぶりです。ガタガタ道。バスは前後・左右に大きく振動しながらノロノロ(時速10km程度でしょう)で進みます。

窓からはこの地方独特の山々の景色が続きます。

このガタガタ道を1時間以上も走って途中からようやく舗装道になり、『鐘山』へは2時間かかりました。

これが『鐘山』のバスターミナルです。
翌日の為にもバスの時刻表を記録しておきました。

『鐘山』は結構大きな町でした。.

先ずはホテル探しです。

一寸贅沢でもしようかなと思って中心部の公園脇にある『万豊国際大酒店』
で値段を聞くと、168元とのこと。高いというと108元の部屋もあるよ、という
ことでしたが止めました。

そして筋向いの『華爾欣旅業』(繁体字に直しました)に飛び込むと何と50元
というのでここに決めました。

この安宿は町の中心の大きな公園の外れに在りますが、直ぐ隣の大きな建
物は『鐘山県人民政府』です。

50元の『華爾欣旅業』の部屋です。
昨日、ネットが使えてので、きょうはネットはなくても大丈夫です。

とても50元の部屋とは
思えません。

次は夕食です。

.広西へ来ているからには有名な『桂林粉』を食べなければなりません。

早速宿の向かいの店に飛び込みました。
ここで言う『粉』とは、米粉で作った麺や板状の物を指します。

私は、メニュー最上段の『叉焼粉』の麺の量が2両(重量の単位で、1斤は約500g、両は斤の1/10=約50g)
の物を注文しました。勿論、ビールも忘れずに・・・

これが今夜の夕食です。
3元(叉焼粉)+6元(ビール)=9元で夕食が済みました。

《鐘山バスターミナルの時刻表》

何とか見えますね。

夜が寂しいので隣の店で
ビールをもう一本(3.5元
でした)買ってホテルに持
ち帰りました。

きょうの行程範囲の地図です。
この地図で《建築中》となっている高速道路は既に開通しています。

バス 梧州=昭平 55.0 梧州 08:30 → 昭平 11:30 202km
バス 昭平=黄姚 16.0 昭平 11:50 → 黄姚 13::50
門票 黄姚古鎮 68.0 黄姚古鎮
バス 黄姚=鐘山 12.0 黄姚 15:15 → 鐘山17:15
夕食 叉焼粉 3.0
夕食 ビール 6.0
別途ビール 3.5
地図 5.0 広西の地図
電池 10.0
宿泊 50.0
合計: 228.5

5月17日の支出:

【黄姚古鎮総括】
     私的には、若干食傷気味でしたが、それを差し引いてもいい所です。
     概して古鎮は汚さも目立つのですが、さすがにここはよく整備されていました。
     住民が観光客ずれしていないのにも、好感が持てました。
     問題は《足》ですが、『桂林』と組合すと最も効率がよいと思われます。日本のパックツアーでもありますから・・・

明日は、桂林を経て『龍勝の梯田(棚田)』へ行きます