《馬胖の鼓楼とトン布》 2010年8月16日

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2010年5月にこの地域を訪ねましたが、馬胖(MaPang)を諦めた経緯があり、今回は是非とも、と思っていました。
8月16日の午前中に《程陽の風雨橋》へ行き、一旦三江へ戻ってから改めて馬胖(MaPang)を目指しました。《旅遊地図》の下に切り取って
拡大しましたが、地図でお判りでしょうが山があって程陽から馬胖(MaPang)へは道路が通じていません。どうしても一旦三江(地図では古宜
と表示されています)へ戻る必要があるのです。現在、三江から馬胖への公共バスはありません。途中の八江まで行ってその先へ行く手段
を考えるか三江からミニバンで行くかしかありません。
今回はミニバンをチャーターすることにしました。現地での観光の時間を含めて往復で100元とのことでOKしました。

何で名高いのか、というと、規模ではなく、100年近く前の建造で姿が優美で原型を保っているからだそうです。

三江から100元でチャーターしたミニバンですが、運転手はで馬胖での小1時間待っていました。(お金は未だ支払っていませんから当然
ですね。)そしていよいよ三江へ戻ります。ところがチャーターした筈なのに途中で乗客を拾っていきます。実際はおかしいのですが文句を
いう程のことではありません。そういうこともあり、三江へ着いてから少しの距離ですがホテルまで送って貰いました。

馬胖(MaPang)》の
鼓楼は有名で、多く
の書物やサイト等で
紹介されています。

 右の地図の白黒の
 ラインは鉄道ですが、
 一般の旅行者には
 利用価値がありませ
 ん。

三江の中心・古宜を12時半前に出て馬胖へ着いたのが1時前。
ところが、馬胖へ着いても鼓楼が見当たりません。結構有名なだけに、私は巨大な鼓楼を想像していたのです。すぐ上の拡大
地図にも《三江鼓楼》が出ていますが、有名であるからには《三江鼓楼》も遙かに規模の大きいものと想像していたのです。尚、
《三江鼓楼》は最近の建造で、観光用に建てられたいわばニセモノです。

ドライバーに馬胖の鼓楼》は?と訊ねると、アレ!と指で指されました。
川の対岸の小高い丘の上にこぢんまりとした鼓楼がありました。

馬胖鼓楼

  瓦葺屋根9層
  入母屋
  方形
  高さ20m 1辺11m
  1920年創建

馬胖鼓楼》から対岸へ戻って集落を少し小さめの鼓楼がありました。『千秋雲集』と書かれた額が掛かっていました。
その意味は調べましたが判りませんでした。

また、この鼓楼と道路を挟んで向かい側に、《民楽亭》という額を掲げた東屋があり、老人が集っていました。
《民楽亭》とは正にピッタリのネーミングです。

民楽亭》の裏側には『戯台』がありましたが、整備不良の状態でした。

どうやら、馬胖の当局と住民は、《馬胖鼓楼》を重点的に整備・補修を行い、他は放置という状況の様に見受けられました。

道路を少し下流に進むとコンクリート製の大きめの橋(風雨橋ではありません)がありました。対岸へ(即ち、馬胖鼓楼側へ)渡ろうと
中間まで差し掛かると、川原で何やら作業をしている女性の姿が目に入りました。

『染色』をしているようです。

手袋もせずに・・・

染めたあとは同じく川原で干しの作業です。

手袋をしていませんから手は紺色の染料で染まっています。

高台に鉄道路線路が望めました。直ぐに貨車がやってきました。自動車を運んでいます。長大編成で、最後部にはもう一輌
機関車が連結されていて推進しています。

トン族は、建築に優れた能力を持っているだけではありません。
独特な色合いのトン布でも名高いのです。色は『紺』で、植物を採取して乾燥させ、更には発酵させて白地(?)の生地に染め付けを行い
ます。日本の『藍染め』に近いものだと解釈しています。

最初は橋の上から眺めていたのですが、そのうちに向こう岸へ渡り、すぐのお宅で休憩させt貰いました。
暫くすると、是非食べてくれ、と日本風にいうならば《雑穀粥》を盛って持ってきてくれました。
固辞はしたのですが、是非に、と勧められるので頂きました。
さっぱりとした味でした。特に、ピーナッツ(落花生、中国では〔花生〕と呼びます)がクリスピーで香ばし、おいしく頂きました。

事件です。

馬胖から戻ったのは午後4時頃、かなり汗をかいたのでシャワーを浴びようとしましたが、水もお湯も出ません。
実は朝もおかしかったのです。お湯は出ましたが水が出ませんでした。

フロントに文句をいうと、『いま断水でごめんなさい、6時には復旧するから・・・』とのこと。シャワーを浴びたかっ
たのですが6時まで我慢して待ちました。

6時になりコックをひねっても出ません。再度フロントへ。すると、『10時頃に
なるかも知れない、場合によっては深夜・・・』というではありませんか。頭に
きて、ホテルを変わるからお金を返せとわめきました。すると素直に『解りまし
た』というではありませんか。

このホテルは、《広場賓館》で5月の時点で見つけておいたホテルでした。三江
鼓楼とその前の大きな広場に面しているいい立地です。勿論、ネット接続もチェ
ック済みです。60元で2泊分、120元支払ってあります。直ぐにチェックアウトして
60元を返金して貰ってホテル探しです。

2・3軒廻ってもいいホテルがなく、最後の砦としていた前回泊まって勝手を知っ
ている《假日賓館》に行きました。
《假日賓館》は前回トイレロック事件のあったホテルです。行くとオネエサンが私
のことを覚えていてくれてあっさり60元でOKです。
よかった、よかった、これで馬胖の汗を流せます。

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