《貴州省の肇興(ZhaoXing)を訪ねる》 2010年8月17日

侗族(DongZu=トン族)の村として名高い肇興(ZhaoXing)を訪ねました。

1.肇興(ZhaoXing)の位置と行き方

この地図の貴州省の部分の東南(右下)にあります。

小さいので拡大しました。

現地で入手したカードです。下の交通図が広域に亘って概念を示しています。

中国国家観光局の発行する無料の観光地図《貴州省観光地図》です。

侗寨(侗族の村)には一般的に木造の伝統的家屋の中に混じって《風雨橋》《鼓楼》《戯台(舞台)》があり、我々旅行者をなごませ
てくれます。
地図でお判りのように、この地は、《広西チワン族自治区》《貴州省》《湖南省》が接する地域であり、私は侗寨のゴールデントライ
アングルと勝手に名付けています。
《広西チワン族自治区》には三江が、《湖南省》には通道が、そして、《貴州省》には今回の肇興に代表される侗寨があり興味の尽
きない地域です。
ただ、難点は交通です。今回は、桂林→龍勝→三江→肇興のルートを辿りました。

桂林を8月15日の早朝に発ち、途中の龍勝では龍脊の梯田へ行った後に三江へ。翌8月16日に三江から日帰りで程陽の風雨橋
と馬胖の鼓楼を訪れて肇興へ向かったのは8月17日でした。

三江から肇興へのバスは事前に調べでは三江汽車西站(西バスターミナル)発が06:45と11:30の1日に2本、各々黎平行きです。
このバスは《地坪》《肇興》を経由して黎平へ行きますが、1日に2本ですからどうしても06:45に乗らなければなりません。
朝、5時前に起き出しました。ところが雨が降っています。泊まっていたホテルは川の東側。橋を渡って西站まで徒歩で10分程度なの
ですが移動手段を思案しながら6時前にチェックアウト。ホテルの玄関を出て左へ。通りに出ても日中はウヨウヨいる三輪のバイタクが
来ません。このまま雨の中を歩きか、と諦めかけました。すると1台のバイタクがやってきました。が、既に2・3人乗っています。でも停ま
ってくれました。ものの5分足らずで西站に到着。途中からの相乗りだったので1元でした。

三江汽車西站へ着いて発車時刻を確認して切符を購入。(切符の右下に小さく<08 17 06 16>と表示してあります
から、切符を買ったのは6時16分。未だ時間に余裕があるので食べ物や飲み物を商店で買って・・・と思っていると
乗れとの指示。既にバスはほぼ満席状態。何とか最後列に座席を見つけ座ると直ぐに発車しました。
発車したのは6時30分、満員になったので早発したのでした。肇興までは約4時間とのこと。
(三江の町中で数人が乗り込んできましたが、座席がないので通路に座ったり、立ったりしていました。)

バスは途中09:15頃に1回休憩して
(右下の写真)肇興には10:45頃に
到着しました。

2.肇興(ZhaoXing)到着

バスターミナルはなく、村の中心と思える場所がバスの発着所になっています。
(もっとも、この地域のローカルバスはオンディマンドで、手を挙げれば何処ででも乗降可能です。)

右の建物の角が《肇興游客服務中心》で諸情報
やパンフレット類を入手(有料)できます。

肇興のメインストリート(?)です。大きな通りはこれ1本です。

大通りから横町を眺めると
鼓楼が見えています。

 この侗族のオバサンが天秤
  棒で運んでいたのは、稲穂
  でした。 

広場の奥に伝統様式の門があり、鐘楼
もある建物がありました。
なんと、ここは警察・交番でした。

広場の奥、交番の向かいには学校がありました。
《黎平県肇興民族小学》と書かれています。
進むと、正面が木造の校舎です。手前の運動場から右手奥を見ると、鼓楼《智団鼓楼》(詳細は後述)が顔を出しています。

バスで来たメインストリートを少し戻ると川がありました。
中腰になって川水で洗濯しているお母さん、背中には赤ちゃんです。母親は逞しいと思いました。

3.宿泊関係

肇興には多くの宿泊施設があります。ピークシーズンでも選択肢が限られますが、『泊まるところがない』ということはないと思います。
今回は当初から『中クラス』、価格的には100元前後を考えていました。

《肇興游客服務中心》に中心、『賓館を紹介して欲しい』というと直ぐ近くの《肇興賓館》へ連れてこられました。値段を聞くと、
160とか180とか(忘れました・・・)といいます。交渉しましたが進展せず。
希望は『100元まで』というと、《服務中心》の女性は、《肇興賓館》と《警察(交番)》の間の道を入った奥の旅館に連れて行
ってくれました。悪くはなく、80元で値段も希望通りだったのですが、路地奥ということで、『考えさせて欲しい』と言い残して
辞しました。

警察(交番)の手前が《肇興賓館》です。
どうも、肇興随一の《賓館》のようです。

暫くメインストリートを歩くと多くの宿泊施設が目に付きました。(50軒以上?)以下はそのほんの一部です。

そして、決めたのが『肇洞(Zhao Dong)旅館』。場所は最初の広場に面していて80元、ネット(無線LAN)可能ということでした。

右が広場で、奥に見えるのがメインストリート。

左奥が《黎平県肇興民族小学》です。

施設です。エアコンも完備、トイレは伝統式です。

面白かったのは、ドアの内側からのロックです。木製の丸棒を差し込みます。

余りに頁が長くなるので一旦ここで区切ります。続きは<NEXT>をクリックして下さい。