《山西省の黄河流域の黄土地帯を行く 2010年10月

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次のテーマは黄土地帯・黄土高原です。
目的地は、当初はヤオトン巡りだけの計画でしたが、行程が順調に進んだので黄河の壷口瀑布も訪れました。

目次 メモ
1. プロローグ sub432
2. 鉄道で広州から鄭州、そして石家庄へ 2010.10.17から10.18 sub433
3. 鉄道で石家庄から太原、そして磧口へ 2010.10.19 sub434/435/436
4. 磧口 2010.10.19〜10.20 sub437/438/439
5. 磧口から離石を経て臨汾へ 2010.10.20 sub440
6. 臨汾から黄河壷口瀑布へ
2010.10.21 sub441
7. 壷口から吉県を経て黄土高原を運城へ 2010.10.21 sub442
8. 運城から広州へ 2010.10.22 sub443
9. スケジュールと経費一覧 2010.10.22 sub444

窰洞(ヤオトンYao Tong)とは・・・  【ダイワハウス工業のHPから】

  中国中央部に広がる黄土高原は、西方のゴビ砂漠から風に乗って運ばれてきた黄土が堆積してできた1000mを越す高地です。
  年間降水量が約400mmと少なく、内陸に位置するため夏は35度を超す酷暑冬は零下20度を越す酷寒という厳しい自然条件で
  す。
  雨量が少ないため、建築材料となる樹木が育たず、人々は地面を掘り下げて地下住居「ヤオトン」をつくりました。井戸水の温度
  が一年を通じてあまり変わらないように、地下の家は夏涼しく、冬は暖かく、黄土高原の厳しい自然から人々を守ってくれます。
  
 《省資源住宅》
  黄土は乾燥すると強度が増す、掘削に適した材料です。
  ヤオトンは黄土を掘って造られる、建具などに少量の木材を利用するだけで、ほとんど建築材料を使わない省資源住宅です。

 《地下の住まい》
  ヤオトンには崖地に造られる横穴式のものと地面を掘り下げて造る下沈式のものがあります。
  山西省に多く見られる下沈式ヤオトンは地面に大きな四角い穴を掘り、これを中庭として、ここから四方に横穴を掘って居室など
  をつくります。
  中庭となる穴の大きさはそこに住まう家族・一族の人数によって変わります。
  日当たりの良い北側を中心に居室が、日当たりの悪い南側には物置や家畜小屋として利用する横穴が造られます。

 《中庭》
  ヤオトンでは中庭を囲む形で居室がつくられます。
  日当たりが良く黄土高原特有の強風を避けられる地下の中庭は、農作業や洗濯などの日常作業が行われる生活の場となって 
  います。

 《排熱利用の暖房設備》
  日当たりの良い入り口脇には、一段高くなったカンと呼ばれる寝台兼食事スペースがあります。
  カンに隣接してかまどが設けられており、カンの下は調理の排熱と煙が流れる空洞となっています。
  カンは蓄熱性に優れた日干しレンガで造られているため、排熱を蓄え、温かさが持続します。

 厳しい自然条件に適したヤオトンは今なお4000万もの人が住んでいると言われています。

この【ダイワハウス工業のHP】を引用するのは今回で3回目です。一般の
消費者を相手にしているハウスメーカーだけに分かり易く、且つ要点を押さ
えて書かれているのでよい解説だと思っているからです。
引用の承諾を得ていませんが、会社名も明記してありますから、大丈夫でし
ょう。

山西省の中国における位置等に関してはお好きな下の地図でご確認下さい。

各々タイトルをクリックして入って下さい。

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