《3.紅河の梯田(棚田)を訪ねて 元陽(南沙)~紅河~石屏 

2010年12月15日(水)
昨日は元陽の梯田(棚田)を見てきました。
ホテルに戻って明日は何処へ行こうかとゲットした資料<Ⅰ>の【紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州】のパンフレットを眺めていると直ぐ隣の地区
《紅河》にも大規模な棚田があることを知りました。よし、次は《紅河》だ!

4.国境の町河口
   を訪ねて
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ホテルでゲットした資料<Ⅰ>の【紅河哈尼(ハニ)
族彝(イ)族自治州】の《紅河》に関する記載です。

右の頁の最上段の拡大です。

バスの発車時刻はよく判りませんが行ってみれば何とかなるだろうとホテルを7時過ぎにホテルを頃のチェックアウトして徒歩で2、3分の南沙
バス站へ向かいました。昨日撮影したバス站の距離・運賃表示によると《紅河》へ69km、15元とありますから間違いなくバスはある筈です。
泊まった《南沙》の新しいホテル《恒源大酒店》は居心地がよかったので《紅河》の棚田へ日帰りもいいな、と思って多少迷いましたが思い切っ
てチェックアウトして荷物を持って行きました。(これが大正解となったのでした)

《紅河》へ69km、15元

切符は手書き・切り込みの旧式のもので、
《元》から《紅》行きと書かれています。
勿論、《元》=元陽、《紅》=紅河です。

発車時刻は07:50で、運賃の切り込みは、
左端が壱拾元、次が伍元ですから合計で
15元ということになります。

未だ夜も明けきらない07:41の撮影です。

《紅河》へのバスは少々遅れて07:55に発車。まだ完全に整備されていない道を通って10時過ぎに《紅江汽車客運站》に到着しました。

例によりバス站で路線図や時刻表・運賃表をチェックしましたが、目的の『撒瑪~』はありません。

パンフレットを示しながら、改めてバス站に居た数人に訊いてみてもバスはないとの答え。一様にタクシーを指し示します。折角来た
目的地へどうしても行きたい・・・ 仕方なくタクシーに。
最初のタクシーは300元、次はそこへは行きたくないと拒否されました。
途方にくれてバス站付近を行ったり来たり。

休憩していたであろうサングラスをかけた若者がタクシーに戻ってきました。風体がよくなかったので気乗りがしなかったのですが話し
に乗ってきました。彼は300元、私は100元。暫く睨み合いが続いた後に200元で合意しました。

かなり手間取りましたが、いよいよ  を目指して10:40チャーターしたタクシーで出発しました。

《紅河》の町は小高い丘の上にあります。車は一旦谷を下りて向こう岸へ出て山の中へ進んで行きました。

谷越えに《紅河》の街並みが遠望できます。

どうしてこんな丘の上に町が発達したのか?

バス站前をスタートすると直ぐに彼は或る建物の前に停まり、連絡を取っていたのか友人らしき者を連れてきて車に戻ってきました。
そして3人で再出発です。(この彼が後に大きな役割を担うのをその時は想像できませんでした。)

山の中の道を順調に走っていましたが、11:50頃
に《ぬかるみ》に遭遇。
かなり轍も深く、車高の低い乗用車では底を擦って
通れそうもありません。

ここでもう1人が働き出しました。何処かへ消えたか
と思うと板切れを持って戻ってきて轍の中に敷き込
み車を誘導しました。
(車高を少しでも上げる為、車外へ出ようと言ったの
ですが、その必要はないとのことで私は乗ったままで
した)

数回、車底をガガーとする音が耳に入りました。私は
『ここで引き返す』と言われないか、それが最も大きな
気懸かり事でした。

(白いシャツがドライバー、青の方が彼の友人)

やっとの思いで《ぬかるみ》を抜け、安心してしばらく走っているとまたまた《ぬかるみ》です。

《ぬかるみ》だけでなく自然にできた大きな《溝》が待ち受けて
いました。ここも2人が力を合わせて脱出に成功しました。

その次は崖崩れ現場の修復作業です。右の路肩が崩れ落ちています。かなり深い谷です。山側を通りたいのですが重機が邪魔で
通れません。一寸でも踏み外すと崖下へ転がり落ちるので、慎重に慎重に通り抜けました。

このように苦労をしながら車は進みました。12:00頃にかなり見晴らしのきく場所で暫しの休憩をとりました。

ひと休みする少数民族のバアサン、結構《絵》になっています。

小休止を終えて少し走りました。12:25に素晴らしい絶景に出逢えました。

小さい画像サイズでは何が何だか判りませんね。右端の写真をトリミングして拡大するとこうなります。

別の写真も同じようにしました。

私は運転手に示した という目的地など忘れてしまっていてここですっかり満足していました。
写真を撮ったり周りを眺めたりしていると、『さあ、行くぞ!』の声。車へ戻って更に2、3分走ると工作物が見えてきました。

この場所は尾根筋でした。反対側を望むと遠くに《紅河》の町が見えています。

車を駐車できるスペースに停めてこの木の柵で囲まれた小径を下っていくと・・・

ここが の展望台でした。
小さな駐車場と木の工作物で展望施設が整備されていましたが訪れていたのは私を含む3人だけでした。
現時点は無料ですがその内に入場料を取るようになるのかもしれません。

余りの見事さに圧倒されてしまいました。
谷底を見下ろしていますから眼下に白い雲が湧いて速いスピードで舞い上がっていきます。
その模様を収めましたので梯田(棚田)と共にご覧下さい。

《連続写真=その2= 8枚》

《連続写真=その1= 5枚》

《連続写真=その3= 8枚》

《今日のベストショットです、3枚あります》

実は、展望台への小径を歩いている時、運転手は不機嫌そうでした。
そして言いました。『200元でいいと言ったが此処迄辿り着くのに大変
な苦労をしたから300元欲しい』
と。

私は黙っていました。

でも、写真に収めた景観を見た後は気持ちが気分が高揚していて、彼
の肩を抱きかかえて、『了解、了解』と言ってました。

私は普通はそのような申し出は断固として拒否します。でもきょうは違い
ました。確かに彼はかなり苦労して私を約束の目的地まで連れてきてく
れたし、その場所は私の予想を遙かに通り越した素晴らしいものだった
からです。

《きょうの相棒、ドライバーとその友人》 展望台の駐車場にて

気分爽快です。予想を越えた景観でした。名残惜しいけれども《紅河》への帰路につきました。

来る時には意識しなかったのですが、展望台から僅か数分走ると集落に出ました。バスの姿が見えました。

集落の名は『宝華』です。

矢張りバスの便がありました。展望台へは行ってませんが
《宝華》の集落から徒歩で30分少々で着けると思います。
次回はバスで行ってみようと思いました。

10:40に《紅河》を出発して戻ってきたのは14:15でした。

さて、この後どうするかです。
《紅河》の町には快適な宿はなさそうでした。
後の行程等を考えながら、『元陽(南沙)』へ
戻るか、大きそうな町の『建水』へ行くか・・・

窓口で南沙へ戻るバスを訊くと、きょうはもう
ないとのこと。チャーターしたタクシーの運転手
が200元で行ってやるよと声を掛けてきました
が戻るのに大きなお金を払うのは無駄なので
断って《建水》にしました。(南沙のホテルをチェ
ックアウトして荷物を持って出たのは正解でした。)

窓口で改めて《建水》というと、きょうは
もうない、とのこと。時刻表にはあるの
に・・・

大げさに驚いて困ったように振る舞っている
と窓口のオネエサンが紙に何かを書いて寄
こしました。
つまり、次のバスで『石屏』へ行って、そこで
乗り換えて《建水》へ行けばよい、とのアドバ
イスです。

それならと《石屏》への切符を買いました。
30元。

結局、《紅河》発14:30の《石屏》行きのバスに乗りました。

《石屏》まで2時間位かな、それならば《建水》へは1時間程度だろうから、明るい内に着けるだろう、と思っていました。
しかし、途中の工事渋滞等があり、《石屏》へ着いたのは17:20でした。3時間近くかかったことになります。そこで方針変換して
《石屏》に泊まることにしました。

例により翌日の為
にバスの行き先と
発車時刻のチェック
です。

《石屏》の紹介を見ても私にとっては余り興味の湧く名所はありませんでした。そうなると、明日は朝からの移動になりますからバス站の近くの
ホテルがベストです。1軒目はネットがないのでパスしてバス駅から徒歩で3、4分の『建橋賓館』になりました。

80元でまぁまぁ合格点のホテル
でした。

元陽の南沙のホテルでホテルでゲットした【紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州】の《石屏》に関する記載です。

きょうは朝から食事らしいものは何も摂っていませんでした。たまには、と思いホテルから歩いて数分のレストランへ行きました。

ガラスケースの中の食材(肉類中心)と左の棚から野菜類を選ぶ形式の食堂でした。私はあたり障りのない牛肉と春菊に似た
野菜を注文しました。

野菜の辛さに閉口しましたが食べました。

料理が25元+ビール5元、合計30元でした。

これにて《紅河》の梯田(棚田)訪問記はおしまいです。

ひとつ問題が残っています。それは の地名をどう読むかということです。
一般的には、<Sa Ma Ba>ですがパンフレットでは<Sa Ma Dam>となっています。
字典にもピンインの<Dam>という文字はありません。また、私のソフトでは簡体字の他の文字は
出せるのですが《土へんに貝》という文字が表示できません。
そういう事情から『画像』の貼り付けで誤魔化しました

朝日旅行の旅行コース紹介に、
  <元陽を凌ぐ棚田!知られざる紅河>元陽→紅河
   午前:知られざる棚田の名所!元陽を凌ぐ棚田の規模を持つ紅河へ。
   午後:世界最大級の規模を誇る
サマパの棚田へご案内します。観光客も少ない
   まさに秘境の棚田!
   ※紅河周辺は訪れる観光客も少ないため、道路事情があまり良くありません。
     予めご了承下さい。

というのを見つけました。

朝日旅行では、カタカナですがサマパと記載しています。

どちらが正しいのか、更に調べてみます。