《3.羅平~興義~威舎~六盤水~貴陽~都匀 

2011年3月15日(火)・16日(水)・17日(木)

3月15日 羅平~興義~威舎:バス
3月16日 威舎~六盤水:
鉄道
3月16日 六盤水~貴陽~都匀:
鉄道

3月15日(火) 羅平から興義を経て威舎へ(泊)

昨日の羅平・金鶏の菜の花畑は印象に強く残る訪問でした。
その次の目的地は直ぐ東へ行って貴州省へ入った《興義》と考えました。興義では少数民族の苗族の村を訪問することを考えていました。

3月15日は7時前にホテルをチェックアウトして羅平のバスターミナルへ行きました。

夜中に一旦目を覚ますと雨音が聞こえました。困ったなぁ、と思いましたが自然現象
はどうすることもできません。
寝直して5時頃に起き出してネットで日本の状況をチェックしました。どうやら地震の
被害と犠牲者数だけでなく、原発の被害に起因する問題が大きく報道されていまし
た。

ホテルでチェックアウトしている時もまだ霧雨が降っていました。その中をバス站へ歩
きだしたのですが、直ぐに雨は止んだようです。結局、濡れずに着くことが出来ました。

早速、《興義》、簡体字は一寸難しく、《兴义》(XingYi)となります、へのバスの切符
を買いました。羅平から興義への便は多く、ほぼ30分にい本はあります。
07:20発で25元でした。

右の地図によると距離は105kmで、高速はありませんから3時間ぐらいかな、と思い
ました。

バスへニワトリとアヒルの積み込みがあり
ましたが、この包み方が面白い。

バスは少し遅れて07:35に発車しました。
そして、昨日行った《金鶏》の方向へ進み、金鶏を過ぎて山の中へ入っていきました。
そして《興義》のバス站(実際は西站で、どうやらサブの站のようです)に到着したのは09:35でした。
丁度2時間でした。道の改修がかなり行われていたからでしょうか予測より短時間で到着しました。

《興義》に到着しましたが雨はひどくなっていました。その上、着いたのはサブ站のようで駅前に繁華街はなく、ホテルも少し先
に一軒見えるだけです。これでは行動を起こすことは出来ません。

その上、地震と原発の問題が憂慮される日本の状況が重しになっていました。
よし、次の計画に移ろう、と決めて《威舎》へバスで移動することにしました。《興義》は次の機会に取っておこう・・・

《威舎》行きのバスは満員発車で頻発のようでした。
切符を窓口で買おうとすると、直接に車内で支払うように、と言われました。

バスを探すと《威舎》行きのバスがありました。車掌が乗るようにといいますが座席は最後部に1席だけ
しかないようです。次のバスを待っていい席にと考えていると強引に乗せられてしまいました。

バスは10:05に発車、直ぐに車掌の集金があり、10元支払わされました。(切符はありません)

直ぐに雨がみぞれに変わり、更には雪になりました。
《興義》を諦めたのは正解だと思っていました。

ばすが《威舎(Wei She)》の鉄道站の前の広場に到着したのは11:10でした。小雨でしたがかなり寒い。
それに寂しい町(?)でした。

侘びしい駅前広場です。人もまばらです。

これは日本で入手した中国国家観光局の貴州
観光地図の今日の部分です。

  この地図は無料で貰えますが、省単位にな
  って、隣接していても他省は無視されていま
  す。この点が大いに不満です。

広場に面して立派そうなホテルがありました。
『聯福大酒店』というホテルで田舎だから高くはないだろうと思って
入っていくと120元とのことでチェックインしました。

ここ、《威舎》は興義市に属する
のがこれで判りました。

ホテルの窓からの眺めです。

左のミニワゴンは近郊への乗合です。

高所から眺めた火車站と站前広場です。

バス、と言っても小型バスですが、行き先は《興義》だけです。

ともかく寂しい町でした。その上、冷たい雨が降ったり止んだり、加えて日本の地震問題。気が滅入ることばかり
です。外へ出る気も起きません。
出たのは明日の行動の為のチェックに火車站へ行ったのと、その戻りにビールを買った時だけでした。

バス 羅平→興義  25元
バス 興義→威舎  10元
ポップコーン     1元
煙草        12元
ビール        7元(2本)
ホテル宿泊    120元
-------------------------
計:       175元

3月15日の出費

3月16日(水) 鉄道で威舎から六盤水へ(泊)

次6001
站次 站名 到达时间 开车时间 运行时间 里程
1 威舍 9:32 0
2 小雨谷 10:10 10:12 38分 28
3 威箐 10:24 10:26 52分 38
4 红果 10:54 11:01 1小时22分 68
5 盘关 11:30 11:34 1小时58分 97
6 柏果 12:02 12:06 2小时30分 111
7 三家寨 12:48 12:50 3小时16分 144
8 茅草坪 13:09 13:14 3小时37分 163
9 发耳 13:38 13:40 4小时6分 184
10 六盘水 15:11 5小时39分 234

《威舎》へはどういう目的・興味で行ったのですか?
という質問が聞こえてきそうです。

私は昔からいまはやりの言葉でいうと《鉄ちゃん》でした。
ずっと以前は就寝時はいつも《時刻表》を眺めながら睡眠に
入るというのが日常でした。

それが今では、
http://www.huoche.com.cn/
火车网火车时刻表

になっています。

今回の行程に関連する都市や列車を調べている時に右の
列車に気が付きました。
234kmを5時間39分かけて走る列車、この『鈍行列車』に
興味を抱きました。

ですから、当初の計画通りに《興義》で苗族の村々を訪ねて
いてもその後に《威舎》に出てこの列車に乗ることを考えてい
たのでした。

昨日の夕方、この列車の切符を買い求めに火車站へ行ったのですが、
明日来るように、と言われました。
とういことは繁忙期ではないので十二分に座席はあるということだと思
いました。

翌日、ホテルをチェックアウト後の朝8時過ぎに站へ行き切符を買いました。
容易に右の切符を買うことができました。

234km、5時間39分の乗車、それで僅かの16元(=約200円弱)。
だから面白いのです。

この列車の走行する地域の地図です。
  
  《盤県》から少し先で雲南省に入り、その後再度貴州省へ戻って《六盤水》へ、と想像しておりましたが、
  ずっと通して貴州省を走りましたから新線が開通したのでしょう。

9時頃に改札が始まり既にホームに入線している列車に向かいました。

このように50%を少し超える乗車率でしたが、車輌に乗り込む時の喧噪は相変わらずでした。

站名 到达时间 开车时间 运行时间 里程
威舍 9:32 0
小雨谷 10:10 10:12 38分 28
威箐 10:24 10:26 52分 38
红果 10:54 11:01 1小时22分 68
盘关 11:30 11:34 1小时58分 97
柏果 12:02 12:06 2小时30分 111
三家寨 12:48 12:50 3小时16分 144
茅草坪 13:09 13:14 3小时37分 163
发耳 13:38 13:40 4小时6分 184
六盘水 15:11 5小时39分 234

この列車の行程の3分の2はこのような険しい山岳地帯でした。
鉄道建設の労苦が偲ばれました。

きょうの行程はこれにておしまいです。
六盤水の站近くに宿を取ってゆっくりしました。
(日本の地震関係のその後を知りたくて、ネット可のホテルにしたのですが、残念ながら繋がりませんでした)

寒いので外へ出ることはしない、
ネットのチェックで済まそうと安い
ホテル(60元)にしたのですがネ
ットが繋がらず期待外れでした。

ただ、有り難かったのは電気シー
ツがあったことで、暖かく寝ること
ができました。

鉄道切符  16元
ビール    9元(山城ビール3本)
水(大)   3元
ホテル宿泊 60元
-------------------------
計:    88元

3月17日の出費

3月17日(木) 鉄道で六盤水から都匀へ

《威舎》から《六盤水》へ鈍行列車で入りました。そしてその連続での最終目的地は《都匀》でした。
つまり、羅平から途中で2泊して《都匀》へ入ることになります。
次T8882
站次 站名 到达时间 开车时间 运行时间 里程
1 六盘水 8:08 0
2 六枝 9:09 9:12 1小时1分 96
3 安顺 9:47 9:50 1小时39分 152
4 贵阳 10:53 2小时45分 249
T8872
站次 站名 到达时间 开车时间 运行时间 里程
1 贵阳 11:08 0
2 龙里 11:27 11:29 19分 51
3 都匀 12:08 1小时 161

T8882、8872は空調特快ハイスピードトレインで《藍箭》という
ニックネームで呼ばれています。【藍箭】は中国語では<青い矢>
を意味します。

他の列車ではほぼ倍の時間がかかります。
問題は《貴陽》での乗り継ぎです。僅かに15分しかありません。
六盤水からの列車が遅れればもう駄目です。また、定時であっ
てもその15分で切符が果たして買うことが出来るかという問題
もあります。

調べたところ、仮に8872に乗れなくても一般の列車になります
が都匀への到着が遅れますが入ることには問題はありません。

《貴陽》への切符は容易に買えました。
同時に乗り継ぎ予定の切符もと思ったのですが、遅れて乗り継げなかった場合は無駄になる恐れがあるので買いませんでした。

列車は定刻の運行で貴陽へ到着しました。
乗り継ぎの切符を15分以内に以下に入手するかが問題だなと思っていました。
貴陽の站に到着するとこの列車の到着を待っている多くの乗客がいます。ひょっとして、と思ってホームに降りて表示を見ると、何と
六盤水から来たこの列車が列車番号を変えて都匀へ行く列車に変わるのです。

それが前もって判っていれば列車から降りなかったのに、と思っても後の祭りです。
改めて乗車すればいいのですが各車輌の乗車口に切符を点検する車掌が居ます。
正直に『都匀へ行きたいんだけど』というと案の定『切符は?』です。これも正直に『有りません』と言うと、『では△号車の乗車口へ』
と言われそこへ行くと『中で切符を買って下さい』と言いつつも乗せてくれました。

《案ずるよりも産むが易し》とはこのことですね。中国も徐々にではありますがサービスが向上していますね。

車内での発行の切符です。
日本と同じように携帯型の発券機で車掌
が発行してくれました。
違いは、アルファベットでの駅名表示が
ないことだけです。

都匀にはほぼ定刻に到着しました。貴陽から僅かに1時間です。

トップページへはこちらを・・・

4.都匀
    へ進む
    (クリック)

トップ アイコン

実は、『都匀』をどう読むのかを知りませんでした。
中国の鉄道の切符にはピンインでのアルファベットの併記があるのですが、車内発行の発行の切符には上に書きましたように
それがありませんでした。

火車站でキョロキョロしましたがピンインでの表示はどこにもありませんでした。これでは《都匀》探検に困ります。
そこでインテリそうな若者の2人連れを見つけて紙に《都匀》と書いてピンイン表記を訊ねました。2人はちょっと相談してから、
<Du Yun>と書いてくれました。《都匀》は<Du Yun>ということがやっと判りました。

鉄道切符 六盤水→貴陽  64元
鉄道切符 貴陽→都匀   47元
---------------------------
計:               111元

3月17日のここ迄の経費