2011年7月14日(木)

《4.牛解体》  

祭りの前日。
朝、男共の掛け合う声で目が覚めました。
民宿の階下に降りてみると、細い路地の先の通りを数人の男共が声を掛け合いながら何かを運んでいるのがチラッと見えました。
(民宿は通りから細い通路を少し入った多少奥まった所に位置しているので全貌が見えなかったのです)

よく見えなかったものの、明日は祭りということを勘案すると、『何か』が行われようとしている可能性が高いと思い、カメラを持って通
りに出てみると、予想通りに『解体』が行われようとしていたのでした。

もう既に通りの何箇所かに人だかりができていました。『牛の解体』です。

すぐ目の前に正にいま始めようとしているグループが居ましたので過程を撮影することにしました。

先ずは牛を引いてきます。

後頭部にハンマーで一撃を加えようとしています。

一撃で牛はグラッとしました。

それを引き倒します。(洗面器に注目)

牛の心臓の部分を一突きしています。

少し切り裂いているようです。

持ってきた洗面器に《血》を搾り出します。
血も人間が頂きます。

これで牛は完全に絶命。後は切り割くを続けるだけです。

手前の2ヶの《たらい》は胃の内容物で豚の餌になるとのこと。

内臓が全部取り出されました。

別の場所でも始まろうとしていました。

同じように牛を引き出してきます。

一撃を加えます。

倒れた牛の心臓を切り割きます。

血を丁寧に汲み取ります。

後は一頭目と同じ過程を辿ります。

2頭の屠殺をじっくり観察してから、通りを歩いてみました。
至る所で解体が行われていました。

さて、ここ黄崗には《肉屋》はありません。では解体後はどうなるのでしょうか?

肉も内臓も均一になるように注意を払いながらその牛に関わっている家の数に平等に分配します。

想像ですが、数軒が班になっていて牛を供出する順番が決まっているのではないかと思います。
そして解体した肉と内蔵は供出家庭以外のメンバーにも平等に分配されるのでしょう。

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呉小姐〔重慶〕の家庭の様子

分配されてきた牛肉

血もあります。他は調味料かな?

彼女の兄さんが中心となって調理を進めていました。(ここ黄崗では男が料理をします。)

数えました。祭りの前日、7月14日に何と12頭もの牛がこの小さな
集落で解体されました。
翌、祭りの当日の朝にも少なくとも3頭を確認しています。

合計して少なくとも15頭もの牛が捧げられたということになります。