<2>2012年6月5日(火) 《高定》侗寨探訪

2012年6月17日

《広西と湖南の侗寨を訪ねる》  

2012年6月17日

記述は、
   ・柳州市十大美麗郷村之一 高定侗寨
   ・One of the ten most beautiful villages of Liuzhou - GaoDing Dong village

先月、2012年5月14日(月)の状況は、
     (クリックすると移動します)

  雨は降り続くだけでなく、どんどん
  強くなってきています。
  当初はバスは独峒止まりですが
  その先に《高定》という侗寨があ
  って美しいと三江の案内地図に
  書かれています。

  そこへはバイタク(バイクのチャー
  ター)以外の方法はないようです
  が、この雨ではとても無理です。

  傘を仕入れていましたが、傘さえ
  も心もとない程の雨です。仕方な
  く、バスを降りた所で雨宿りを強い
  られました。


と書きました。

そして高定行きを断念したのでした。



そういうことで、今回はそのリベンジ
なのです。

《高定》という村を知ったのは、三江
の観光地図に右下のような記述が
あったからです。

前回、5月の時ほどひどい雨ではなく、霧雨でした。
独峒を探索して、鼓楼と花橋を確認することができ、後は《高定》の制覇しか残っていません。

独峒にはバスターミナル、バス站はありません。
T字路がバスの発着場になっているだけです。ですから、
バスの発車時刻表もありません。

バスの站となっている場所へ戻ってきて、店を出している
オネエサンに念の為に訊いてみましたが高定へはバスも
無ければ地方によくある乗合ミニワゴンもありません、ある
のはミニワゴンかバイタクのチャーターだけだと言われまし
た。

予期していたことなので驚きはしませんでした。そして、
オネエサンが、あの人は行ってくれるよ、と言って丁度
通りがかったオートバイを停めて何やらひと言、ふた言。

私はドライバーと料金の交渉です。意外にもふっかけら
れずに、片道で30元、往復だと40元と言います。

片道で行った場合、果たして戻りの足の確保ができるかどう
かという不安があるので、値切りもせずに往復40元で高定
行きを依頼しました。

彼の年齢は30代の半ば位でしょうか・・・どちらかと言うとオニイサンのバイクの後ろに座って独峒から《高定》を目指しました。

ところが、走り出すや否や、霧雨が小雨に変わりました。私はというと早朝に鉄道で着いたばかりですから荷物のリュックを背負ったままです。
嫌な予感がしてきました。彼は雨に備えて重装備(?)です。バイクを停めてもらってもらってリュックから折り畳みの傘を取り出してそれをさし
ての再スタート。

バイクのスピードがゆっくりのうちはよかったのですが、カーブを抜けて直線になり速度が上がると片手で支える傘への風の抵抗が強くなりま
す。道路はかなり整備されていて道幅4m程度のコンクリートの完全舗装路です。アップ・ダウンはあまりありませんがカーブの連続で所々に
直線があるという状況でした。

小雨が少し弱くなったので傘を止めました。デジカメは胸ポケットでオニイサンの背中とくっついていますから大丈夫でした。また、PCはリュック
の中でしたが走っているので余り雨を受けずに問題ないでしょう。



距離は10km程度かなと思っていたのですか20kmはあったと思いました。ともかく30分足らず走って《高定村》に到着しました。

ゲートの左手の道を上ると《高定》の村を一望できるポイントがありました。

高定は昔ながらの建物類がほぼそのままの姿で残っていることで《十大美麗郷村之一》と言われているようです。
先ずはその全貌をご覧に入れます。

上・下の写真は同じ場所からの撮影で若干アングルに違いがあるだけです。
よく見ると鼓楼が2つ見えています。(実際は3つあるのですが・・・)

左手に見えていた鼓楼へ行ってみました。塔屋を入れて13層の重厚さに満ち溢れた鼓楼です。

鼓楼内部への入り口にはこのような
看板が掲げられていました。

《独柱鼓楼》?
意味は直ぐに判りました。鼓楼の名称ではなく、中心《柱》が
1本の鼓楼
という意味ということです。

いままで多くの鼓楼を見てきましたが、《独柱》は初めてです。

鼓楼内部に掛っていた額です。

書かれている文字は、《三江之最》で、私なりの意訳をすると、三江で最も素晴らしい鼓楼と
いうことでしょうか・・・

鼓楼の二階部分が舞台になっていました。

次に右手に見えていた鼓楼へ行ってみました。

塔屋を入れて9層です。
この鼓楼もなかなか品格があります。

鼓楼の入り口に居た二人の老人。満面の笑みで
気さくに声を掛けてくれてしばし歓談しました。

鼓楼の内部です。

《独柱》ではありませんでしたが、一角に木製の鼓楼の
原点である《鼓》が置かれていました。

敲きましたがいい音は出ませんでした・・・(どうして?)

先の鼓楼と同じく階上は舞台になっていて、そこは男性陣
の溜り場になっていました。


女性軍はというと、鼓楼の入り口に近い別の場所に集まり
歓談していました。
また、鼓楼広場にある商店も彼女達の集会所(?)になっ
ていました。

鼓楼前の広場に小さな舞台がありました。でもこれは比較的新しいもので少々興ざめしてしまいました。

鼓楼前の広場は格好の展望台になって
いました。

丁度この画像は、本編冒頭の高定侗寨
遠望の反対方向を望んだもので、中央
上部の切通しになっている所から撮った
のを冒頭に掲げたのでした。

とも角、殆どの建物が純木造という高定
の特徴をよく表しています。

名付けて、『鼓楼の見える風景』

村の何処からでも侗族のシンボル、アイデンティティーと
いえる鼓楼を望みながらの日常とは素晴らしいものだと
痛感させられました。

高定とはサヨウナラです。
待たしていたバイクで来た道を独峒へ引き返しました。

高定を出発して暫くしてかなりの雨になり、傘も役に立たず濡れるのを心配しながら必死にドライバーの
背中にしがみついていましたが、結局はPCもデジカメも無事でした。 

高定へ無理をして行ってよかったかというと、期待が大きかっただけに多少がっかりです。
私的には、是非行くべきと強要はしません。

独峒へ戻り、バスで三江へ出ました。

夜行列車で早朝に到着して一日活動して疲れたので、三江泊まりとして5月にも泊まった《悦江賓館》にチェックインしました。
泊まりは60元でした。

次は通道の坪陽侗寨です

これをクリック

トップページへはこちらを・・・

トップ アイコン