2012年6月17日

<3>2012年6月6日(水) 湖南省通道の《坪陽侗寨》探訪 

昨日はさすがに殆ど満足に寝ていない夜行で到着して、直ぐに一日活動をしたので疲れていたのか2本買ったビールも2本目は開栓して
コップに注いだだけで8時過ぎに寝てしまい、目を覚ましたら2時半頃だったので、二度寝したら次は5時半ごろでした。

計画では、06:45のバスで貴州省の肇興か黎平へ行く積りでしたが、そのバスは西站発車で泊まっていたホテルは東站の傍でしたから
直ぐに出発の用意をしても間に合いません。その上、窓を開けて外を見ると小雨模様です。

ゆっくりして次の昼前のバスで当初の行き先へとも思ったのですが、それ迄待つのも退屈だから東站から出ている湖南省の『通道』行きが
08:30にある筈なのでそれにしようと思いつきました。

綿密な予定のない旅は気楽なものです。
ホテルをチェックアウトして小雨の中を歩いてホテルから3分程度の東站へ向
かいました。

切符売り場で《通道》というと、窓口のオネエサンは『9時だけど・・・、×××
(意味不明)』と言って切符を売ってくれました。8:30がなくなり9:00になっ
たんだ、と思い、バスを待って乗りました。

驚いたことにバスは立派な《長沙》行きの高級バスでした。スピードも速くて
快適です。
以前に乗った時は三江から通道へ2時間程度かかった記憶がありますが、
1時間半位経ったときに、通道だよと車掌に言われ驚きました。
見覚えのある通道のバス站ではありませんでした。
私を含めて4人がバスを降りました。するとバスは通道の中心部へは入らず
に走り去りました。

他の3人は何事もなかったかのように降りた所でキョロキョロしながら何かを
待っています。
暫くしてローカルバスが通り掛りました。他の3人がそれに乗り込みました。
当然私も続きました。

ものの5分も経たずに通道汽車站へ到着しましたが、2元が余分に掛かりま
した。

切符売り場のオネエサンの『9時だけど・・・、×××(意味不明)』の『×××
(意味不明)』の部分はこの事を言っていたのでしょう。
こういうこともあって通道汽車站に到着したのは10時半頃でした。

でもこのこととは関係なく、きょうの行き先を『坪陽』にしていました。

きょうの豪華バスで通道へ向かって走っている時に、右、《坪陽》
5kmという標識を見たからです。
通道は侗族自治県ですから坪陽も侗寨に違いありません。



バス站で電光掲示板を見ると、10:30の後に11:10があります。
切符売り場で坪陽行きの切符を買い求めました。

次にしたことは、背中の荷物を一時預けに預けることです。
バス站内の売店がそれをやっていましたので、リュックを預けま
した。2元でした。


バスは小型のバスでした。
結局、通ってきた道を戻り、看板を見た場所で今度は左折して
細い曲がりくねった道を進んで行くと、暫くして鼓楼が見える集落
に着きました。


そこが『坪陽』で、12:05でした。

通道の観光地図です。

青のサークルで囲んだところが、《坪陽》です。
地図には簡体字で《坪阳》記載されています。

通道の西は貴州省、南は広西省
(正確には、広西壮族自治区)で
す。

通道は湖南省に属しています。

この地図はなかなかよく描けて
います。

下方の黄色く塗りつぶされてい
る辺りが侗寨巡りのハイライトと
なる地域で、
  黄土 (既出)
  坪坦 (既出)
  芋頭 (今回後程訪問)
等々が示されています。

バスの到着地点から立派な塔屋をもった花橋が50m程先に見えました。
先ずはここから坪陽の探検を開始しました。

橋の名は、『回帰橋』でした。

回帰橋を一旦渡って振り向いたアングルです。
この突き当たりにバスが到着しました。

左右の壁面の絵画は特に目立った画材や特色はありません
でしたが、天井には珍しく幾何模様が描かれていました。

回帰橋の全体像をデジカメに収めたかったのですが、なか
なかいい場所がなく、川沿いの道をかなり進んで行って振
り返って漸く立派な塔屋を撮ることができました。

また橋に戻って反対側を眺めると左端と右端に鼓楼らしきものがありました。

《左端に見
 える鼓楼》

《右端に見
 える鼓楼》

鼓楼の探検に行くべく、バスで通った川沿いの道を戻りかけると、田んぼの中に花橋を見つけました。

この橋の名は、『坪興橋』(Ping Xing Qiao)。

壁面の上部には絵画が描かれていました。

私がカメラを手に、絵画を写真に収めたりしていても、一向に
無関心なように話を続ける小姐二人。

熱心に何を話しているのでしょうか・・・

次は、回帰橋の上から眺めて田んぼ越しに左に見えていた鼓楼です。

『楽天閣』と名が付けられていました。

若干、ショボイという感じがしました。
内部から上を見上げると、方形鼓楼ということがよく判ります。

回帰橋から田んぼ越しに右に見えていた鼓楼に行くべく進んでいくと別の橋がありました。

達筆の毛筆書きで読めません。 風尚橋?
多分違うでしょう・・・

ここでは天井の4枚の
絵画をご覧に入れます。

回帰橋から田んぼ越しに右に見えていた鼓楼に辿り着きました。

『九寨楼』という名が付いていますが、見たところ、
それ程古くはなく、近年の新築(?)と思えました。

更には、この鼓楼は、この坪陽村の諸活動の
拠点
として利用されているように伺えました。

鼓楼全体としては興味薄でしたが、各層の屋根の先端部分の形体に面白さを感じました。

この鼓楼『九寨楼』も方形ですが、内部から上を
見上げるとなかなか精緻な造りでした。

元のバスが通う道路に戻ると、道路案内板があり、直進して左折して1kmで『馬田鼓楼』と示されていました。

《直進して左折》とは最初に訪れた、《回帰橋》を渡って進むということになります。

まだ通道への最終バスまで時間もありそうなので、『馬田鼓楼』へ行くことにしました。
道を間違えたら大変なことになるので、訊ねながら、確認しながら歩きました。《回帰橋》の近い商店で所要時間を訊くと、10分とのことで
安心して歩きました。

10分では無理でしたが、15分位歩くと正面の左端
に写っていますが、鼓楼らしきものが見え出しました。

到着したようです。
田んぼの中にある鼓楼でした。

正面に回り込みました。
なかなか風格のある鼓楼でした。

鼓楼の脇には石碑がありました。

左は、《馬田鼓楼》と記されています。

右には、その説明、多分、故事来歴でしょうが、残念ながら
読解力がなく、意味不明に終わってしまいました。

鼓楼の内部は舞台を兼ねているようでした。また、斜め横から姿です。

丁度、鼓楼の対面に舞台がありましたが、
これはどうやら近代のもののようです。

また、鼓楼に向って左手には、短い花橋がありました。

花橋を渡ってから後ろを振り向きました。背後奥に鼓楼が見え、いい取り合わせです。

《馬田鼓楼》の探訪を終えて、坪陽へ戻るべく少し歩くと右手の奥に何やら鼓楼らしき建物がありました。

『馬鞍鼓楼』と読めました。
因みに、こんなに近いのに馬田鼓楼は馬田村、馬鞍鼓楼は馬鞍村に在り、違う村なのですね。

想像した以上に《坪陽》は面白い侗寨でした。また、思いがけずに《馬田鼓楼》というものも見られたし、満足して通道へ戻ることにしました。

戻りのバスは15:15に発車しました。

途中の少し大きな町、《陇城》(隴城)で10分以上
も停車して、通道のバス站到着は16:20でした。

通道のホテルは、一昨年9月に100
元で満足して泊まった『新七天賓館』
へ行くと80元という。

それでもよかったのですが、エレベー
タなしで、6階の部屋というので、やめ
ました。

向かいのホテルへ行くと70元というの
でそこにしました。『金鑫賓館』

念のために買い物に出たついでに、バ
ス站から見えてマークしておいた、『華
程大酒店』へ行くと、128元とのこと。
でも、設備的には良さそうに見受けられ
ました。

次は通道の芋頭古侗寨です

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ずっと霧雨が降ったり止んだり、夕刻から雲が取れ出す

《きょうの出費》
  三江→通道入り口 26元
  通道入り口→通道バス站 2元
  荷物預け 2元
  通道→坪陽 7元
  坪陽→通道 7元
  煙草 4元(2個)
  スーパーで 珠江ビール 7元(2本)
          バナナ 3.2元
   11元出すとお釣りを飴玉でよこすので断ると一旦何処
   かへ消えて、そして8角を紙幣で持ってきました。