<2>黄崗へ

2012年6月17日

《広西と湖南の侗寨を訪ねる》  

2012年8月11日

《貴州省黎平県黄崗の祭りを求めて(再訪)》  

長くなりましたのでページを変えます。
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K586  (快速)
深圳西 点站 成都
全程 2356公里 全程 36小58分
站次 站名 达时间 开车时间 时间 里程
1 深圳西 10:35 0公里
2 12:02 12:05 1小27分 72公里
3 广州 12:57 13:09 2小22分 154公里
4 佛山 13:43 13:49 3小8分 184公里
5 15:06 15:11 4小31分 271公里
6 16:56 17:00 6小21分 408公里
7 茂名 18:45 18:53 8小10分 533公里
8 河唇 19:46 19:49 9小11分 594公里
9 玉林 21:12 21:21 10小37分 708公里
10 22:19 22:22 11小44分 797公里
11 23:48 23:51 13小13分 916公里
12 柳州 0:42 1:05 14小7分 986公里
13 融安 3:25 3:49 16小50分 1139公里
14 三江 4:49 4:55 18小14分 1219公里
15 牙屯堡 5:44 5:46 19小9分 1256公里
16 通道 6:07 6:09 19小32分 1279公里
17 靖州 6:34 6:37 19小59分 1310公里
18 怀化 8:39 8:55 22小4分 1439公里
19 10:12 10:19 23小37分 1532公里
20 松桃 11:31 11:43 24小56分 1589公里
21 秀山 12:12 12:18 25小37分 1635公里
22 12:44 12:54 26小9分 1679公里
23 黔江 13:59 14:10 27小24分 1761公里
24 武隆 15:15 15:18 28小40分 1874公里
25 涪陵 16:15 16:20 29小40分 1941公里
26 寿 16:49 16:55 30小14分 1985公里
27 17:32 17:55 30小57分 2041公里
28 合川 19:06 19:22 32小31分 2107公里
29 遂宁 20:31 20:34 33小56分 2208公里
30 成都 23:33 点站 36小58分 2356公里

7月21日(土)
  次の目的地と出発日を決めて、行きの列車の切符を買いに東莞火車站
  へ行きました。
  東莞 7月28日 12:05発 K586列車です。降車站は目覚めたときの
  体調や天候によって決めることとして、三江县・通道・靖州の内で最も遠い
  靖州で申し込みました。

  站の係員がコンピュータに要望を入力して、その可否が帰ってくるほんの
  僅かな秒数ですが、私はいつも《興奮》するのです。
  高校生位の時に初めて国鉄の汽車の切符を買った時からずっと同じ興奮
  を感じているのです。

  予想通り、東莞→靖州の切符は容易に入手できました。

7月26日(木)
  8月4日現地発の戻りの列車の切符が発売される10日前の日です。

  もう閑散期ではないので、これを確保しておかないと安心して旅ができません。
  東莞の火車站へ行き、前回の旅、7月15日に乗ったのと同じK585列車を三江县からで申し込みました。要するに行きの戻りの列車です。

  窓口の駅員はコンピュータを操作してそして一言、ない、とのこと。
  おかしいな・・・ 行きは十分に余席があるのに逆方向といえども10日前で満席とは信じられません。

  改めて出直すことにしました。

7月27日(金)
  中国での滞在が規定の日数を超過するので、香港へ抜けてUターンすることにしました。
  その帰りに、知っている橋頭の站外鉄道切符発売所へ立ち寄って昨日駄目だった切符を再トライしました。
  でも、結果は昨日の東莞站と同じで駄目でした。

  仕方なく代替で考えていた、怀化→東莞の切符は確保できました。そのかわり、少し遠回りになります。

  以前もこういうことがあったのですが、中国の鉄道の切符の発売のルールはよく判りません。
  あくまでも想像ですが、下りの列車(この場合は深圳から成都方面)に関しては規制がなく、上り(この場合は成都から深圳)に対して
  は現地発売優先ということになっているのではということです。
  また、私の希望しているのは成都-深圳西K585列車の途中の靖州・通道・三江县からの東莞で、特にこれらのローカルの駅発は地元
  優先ということもあるのではないかと思っています。

====================================
昨年、2011年5月09日(水)にも同じ列車で靖州方面へ行ってます。
その時の私のHPに書いた記事です。

  東莞站で帰りの切符を買おうとしたら理由は判らず駄目だった。

  靖州には翌朝の6時50分頃に到着。雨は少しの霧雨模様。
  黎平へのバスのプレートを持った案内人が居て、それに乗ると便利なのだが、ともかく戻りの切符の確保が先と切符発売
  の窓口へ行き、いつものように日時と発駅・着駅を書いた紙を示して切符を買おうとするもここでも何故か駄目。

  よくわからない・・・
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7月28日(土)
  出発の日です。
  
  站で右のような掲示を見つけました。
  この掲示は、K586列車(深圳西発成都行き)の硬卧(二等寝台)
  の切符発売の東莞站への割り当てがなくなった、という内容です。
  
  《なくなった》ということですが、裏を返せば《あった》ということで、
  完全コンピュータ管理、機会均等と今まで思っていましたが、そう
  ではなく、一部は特別枠で処理されているのを知りました。そし
  て、妙に納得したのでした。

7月28日(土)
  それはさておき、きょうは、東莞発12:05K586列車(深圳西発成都行き)
  です。
  もう戻りの切符を買う必要はないので、比較的ゆっくりと站へ向かいました。

  ゆっくりと、と言っても着いたのは9時40分頃で、いつものようにMacへ立ち
  寄り、朝のゆっくりしたひと時を過ごしました。
  6元の朝食のサービスメニューがなくなり、きょうは一寸上等のコーヒーを頼
  んだら16元もしました。

  後ほど、レシートを見ると、ホットドッグが6.5元に対してコーヒーが9.5元で
  すから反省。

《1.鉄道で東莞から貴州省へ》

11時位までMacで粘る積りでしたが、10時40分過ぎには
改札を済ませて待合室へ入りました。
そうすると、電光掲示板が57分遅れで発車が13:02との
表示。
気が抜けてしまいました。

直ぐ隣の深圳西始発ですから、途中で遅れたわけではあり
ません。始発の出発が遅れているのでしょう。時間的にまだ
深圳西は出ていません。

ということは、到着が何らかの事情で遅れたので、その影響
で折り返しの発車が遅れることになったのでしょう。
まるで最近話題の格安航空会社・LCC並です。


日程に十分な余裕があるので遅れは行程に大きな影響はあり
ませんが気分的によくはありません。

そのうちに、表示が《1時間1分遅れ、新出発時刻13:06》
切り替わりました。やれやら、疲れます。
もうこれ以上の遅れがないことを願う以外ありません。
12時40分位に改札が始まり、ホームに案内されだしました。
私の座席は10号車の9番。ということは、車両端の筈です。
列車が入線してきて我先にとの戦争状態が始まりました。私も当然
その中に加わっています。

10号車に乗り込んだことはよかったのですが、乗り口が逆だったの
か、若い座席番号は9号車寄りの最も奥でした。
そういうことが判っている乗客は9号車の乗車口から乗り込んでいた
のでした。従い、私は前方から押し寄せる大きな荷物を持った乗客の
中をまるで泳ぐように前進せざるをえませんでした。


やっと席を見つけました。4人掛けの進行方向窓側の座席です。
ベストといっていい程の座席です。
ところが、もたもたしてしまったので案の定、誰かが座っています。
そこで、私は切符を示して、私の席だ、というと直ぐに空けてくれました。
(こういうところは、中国人は厚かましさと素直さが同居しているのです)


さて、荷物の整理も終えた頃に列車は動き出しました。修正された定刻
の13:06でした。

直ぐに車掌の検札が始まりました。陽気な車掌で、ひとりひとりの
乗客に無駄話をするので直ぐに行き先等々が判ってしまいます。

この列車は、広東省→広西(正式には広西チワン族自治区)→湖
南省→重慶市→四川省と走行します。
隣の小姐は肇慶(広東省)までとのこと。凡そ3時間の汽車旅です。
向かいのオッサンは私よりもずっと先でした。
また、オッサンの隣のオバサンは広東省の外れでした。

暫くすると別の若い小姐がやってきて、切符を見せました。
何と、肇慶までいくという小姐は《無座》の切符だったようで、素直
に新参の小姐に座席を譲り渡しました。この新しい小姐は広西の
柳州へ向かうとのこと。
学生らしく、雑誌でしたが難しいそうな読み物をずっと読んでいま
した。

さて、東莞站を1時間1分遅れで出発したK586列車ですが、遅れ
を回復するどころか逆に遅れが拡大していきました。とうとう2時間
以上の遅れとなってしまいました。

来賓では2時間9分の遅れ、柳州では2時間5分遅れ、次の融安
で少しだけ取り戻して1時間31分の遅れでした。


まだ下車する駅を決めていません。三江县・通道・靖州のどこかで降
りるつもりで、目覚めたときの体調や天候によって決めようと考えて
いました。

三江县もいいのですが、定刻だと朝5時前の到着です。
ところが、ほゞ2時間の延着は好都合です。


  【7月28日の支出】
     常平鎮バス 2元
     Mac 16元(ホットドッグ 6.5元、コーヒー ラテ 9.5元)
     鉄道切符 154元

どこへ最初に入るかを未だ決めていませんでした。
検討は、《三江县・通道・靖州のどこかで降りるつもりで、目覚めたと
きの体調や天候によって決めましょう》ということでしたが、《三江县》
なら行き先は従江、《靖州》なら黎平になります。

列車は1時間半~2時間の遅れ、ということは、三江县は04:49の
当初の定刻を考えると夜が明けています。

結論として三江县で下車することにしました。

三江县到着は定刻04:49より1時間36分遅れの06:25でした。

経験していることですが、站のホームに降り立つとワゴンタクシーの
客引きのラッシュです。
そのうちの1台にしました。理由は他の乗客が既に乗っていて、私
ひとりで満席になりそうだったからです。

私を乗せるとミニワゴンは直ぐに三江へ向けて発車しました。その時
《従江》といっている客引きの声が耳に入ってきました。
そうか、ミニワゴンは三江行きだけでないんだ!
一瞬、悔やまれました。いずれにせよ従江へ行くんだから、従江行
きに乗ればよかったんだ・・・

でも、三江から従江へは60km程度もあります。運賃も50元では
済まないかも知れません。
これでよかったんだと思い直しました。

乗ったミニワゴンは三江の河西に到着しました。前回は10元請求
されましたが、今回は5元でした。

到着前から、河西汽車站からは06:45に、《肇興経由黎平行きの
バス》があるなと思っていました。

実際、ミニワゴンが到着したのは6時45分を少し過ぎていましたか
ら、このことは考えもせずに、どこか面白そうな行き先のバスがあ
れば・・・程度に思いながら、河西汽車站へ歩いて行くと、正にいま
一旦バックしてバス站から出ようとしている《肇興経由黎平行きの
バス》の姿が目に入りました。

とっさに手を挙げてバスを停めました。

こうして、予期せずに《肇興経由黎平行きのバス》に乗れましたので、
最終目的地へ行く前に《肇興》へ立ち寄ることになりました。

7月29日(日)

丁度10時頃、あと1時間程度で肇興かなと思っていた時にバスが
停車しました。
おかしな雰囲気です。運転手も車掌もバスを降りました。よくよく前方
を見ると、土砂崩れで道路が塞がれており、重機が2台入って土砂
の除去作業が行われていたのでした。
乗客も全員、当然2人のフランス人も下車して前方の小高い場所から
その作業の見物です。

対向バスや乗用車やバイクも道路が閉鎖されているので同様です。

この作業には1時間以上掛かり、やっと通行できるようになったのは
11時を過ぎていました。

結局、肇興に到着したのは12時をかなり過ぎてからでした。

バスは順調に肇興方面に進んでいきました。
気が付くと私の前の座席には白人の若い女性が2人座っていました。
或るきっかけで話をすることになりました。彼女達はフランス人でした。フランス語で書かれた分厚い中国の旅行ガイド本を手にしています。
年齢は20代の後半とお見受けしました。
訊くと、北京で中国語を勉強しているとのことで、或る程度中国語も話せていました。

今まで中国の田舎で出会った白人は、オーストラリア人とドイツ人てフランス人は初めてでした。

待機している私が乗ったバス

やっと1車線が開通。最初に対向車線の車が走り出しました。

きょうは肇興泊まりにしました。
宿泊をどこにするか少々迷いましたが、どこも《帯に短し、襷に長し》だし、どこも50歩100歩
なので、気分転換で前とは違う以前泊ったことのある『銀河旅館』にしました。

きょうの午後は肇興滞在で、明日は従江へ移動するとして早速、バス時刻のチェックです。
最も情報が正確と思える《肇興游客服務中心》で訊くと、朝07:30の1本のみ。
煙草を買った商店では、7時と11時。ホテルへ戻って訊くと、7時半と11時。
とにかくこんな調子です。

皆さんの無頓着振りにあきれます。
否、逆に日本の常識を持ち込むことがおかしいのですね・・・

《銀河旅館》に面した川です。先に風雨橋が見えています。

《肇興》のメインストリート(これ1本しかありませんが・・・)の或る食堂で遅めの昼食と洒落込みました。

昼だったのでビールは頼まず、勘定は野菜炒め12元+白飯2元で計14元でした。
観光地なので若干高いなとの印象を受けました。

旅に出ると野菜の摂取不足に陥りがちなので、野菜炒めを頼みました。野菜の種類は陳列されている中から指示しました。

《肇興游客服務中心》に居たオネエサン
です。
侗族風の衣装です。

暇だったので何度も遊びに顔を出しまし
た。

《肇興》の道路は規模の大きな整備工事の真っただ中でした。

道路工事だけではありませんでした。
駐車場等に利用されていた大きな広場が大変身するようです。

完成予想図をご覧下さい。

この請負会社は、侗族の伝統工法を今に引き継いで多くの作品を手掛けているようです。

7月30日(月) 肇興から从江(従江)へ

【7月29日の支出】
     バス 三江~肇興 35元
     ランチ 野菜炒め12元+白飯2元=計14元
     煙草 2箱 6元
     煙草 4箱 12元
     ビール 3本 9元

     宿泊(銀河旅館) 80元

从江(従江)へのバスが7時半のみなのか、午前中にもう1本
11時頃にあるのか・・・

今年の5月に同じルートを辿っています。その時のノートでは、
『従江から肇興へ乗ったバスは従江発が07:50で、10時前後
に肇興に到着しました』とあります。
その折り返しなら11時というのが正しいだろうと思われます。
これは絶対に間違いはない筈。

肇興にはバスターミナル(バス站)はありません。観光案内所の
《肇興游客服務中心》前がバスの発着所になっているようですが、
時刻表もありませんので、宿の人か住人か游客服務中心の係員
に訊ねるしかないのです。
ただ、言うことがまちまちなのには困ります。

では7時半というのは?
前日夕刻に到着して1泊しているとしか考えられません。

夜行列車での到着だったので前夜は早目めに寝たのにも拘わらず、
朝起きたのは5時でした。
特に何もすることがないので、7時半のバスがあるかどうか懐疑的
にも拘わらず宿を発つ支度を始めて7時前にチェックアウトしました。

広場へ行くと、《从江》と行き先を記したバスがありました。
運転手が中に居たので、発車時刻を訊ねると、7時半といいます。
これに乗ることにしました。

十分に時間があるので、荷物をバスに押し込んで近所の散策です。
いつもの《おこわや》が居ましたので、スライスして焼いた豚肉を挟
んだおこわを買い求めました。3元で変わらずです。

《肇興游客服務中心》の前に20代後半と思える白人の青年が2人
バス待ち風でしたので、話し掛けました。
フランス人で三江へ行くとのこと。昨日の2人連れの女性もフランス
人でしたが、白人の逞しさには感心します。日本人はかないません。

ここ従江での行動の選択肢はあったのですが、結局明日以降に
備えることにしてホテルを探して休息することにしました。

いつもの、『現代商務酒店』では面白くなと思い、電柱の広告でよ
く見掛る『奥悦酒店』を覗いてみました。
立派そうな造りで、値段を訊くと、168元とのこと。それなら、新し
い《開泰假日大酒店》と同じで、新しい方がいいに決まっています
からやめて少し歩き回りました。

結局、バス站に戻ってきて、100元といわれた『从江(従江)賓館』
にチェックインしました。
ロケーションはバス站のほゞ前で、《現代商務酒店》の手前の坂道
を少し入った所です。

100元だけあって、ネットが使えて、トイレも洋式で、そこそこ満足
できるホテルでした。
また、場所もバス站にも至近で私には便利な立地です。

バスは従江汽車站に10:05に到着しました。バス賃 19元

昼過ぎに昼食に出ました。

バス站の並びの、所謂、食堂へ行きました。食材が並べられていて、選んで料理をして貰うスタイルです。
昨日に引き続いて、白菜と青菜に豚肉を加えて選び、辣醤や唐辛子を入れないで、と注文を付けました。
それに白飯です。海草入りのスープも付いてきてました。結構なお味でした。値段は13元で昨日の肇興よりも満足です。

外はかなり暑いので、後はホテルの部屋でパソコン
で資料の整理をして過ごしました。
【7月30日の支出】
      バス 19元
      昼食 13元(野菜・肉炒め+白飯)
      ビール 瓶 3.8 缶 2.5 計6.3元
      ホテル 100元

今回の最終目的地は《黄崗》です。

  黄崗への入り方は、
    1.〔南下〕黎平から双江を経て
    2.〔北上〕従江から小黄を経て
  の二つがあります。

当初は、靖州-(バス)-黎平-(バス)-双江→黄崗を
考えていました。

ところが、列車が2時間近く遅れたことから、三江県
で列車を降りて従江(今回は肇興へ寄り道をしました
が・・・)へ入ることになりました。

下は、ホテルの壁面に張り出されていた従江の将来地図です。
白黒線が目下建設中の鉄道で、赤線が同じく高速道路です。
これらは、2、3年以内に完成すると思われます。
そうなれば、黄崗を含む地域も大変身を遂げるでしょう。
また、黄崗へのルートも〔北上〕がメインとなるでしょう。

右下の地図の関係部分のみをカットしました。
《小黄》の上が《黄崗》です。

《この地図をクリックすると大きくなります》

7月31日(火) 黄崗へ

朝4時起床。

きょうは黄崗へ行く日です。8月2日には、『喊天節』がある筈です。
ホテルを7時過ぎにチェックアウトしてバス站へ行きました。
バスは08:00と14:00の2本です。一応、行き先は、《小黄》です
が、更に《黄崗》《双江》へ行くということを知っています。
問題は運行されるかどうかということです。
何回か、突然の運休で辛い目に遭っています。

バス站で《小黄》行きのバスが指定の位置に入っているのを見つけ
た時は、これで間違いなく《黄崗》へ行けるぞという思いで嬉しかった。
バスは未だロックされていたので、切符売り場へ行き、取り敢えず小
黄までの切符を買おうとするとバスの中でと言われてしまいなした。
(私は記録にもなる印刷された切符が欲しいのです)

まだ時間もあるし、ロックもされているので、バス站の向かい側の通り
の出店で、桃2個(4元)、そしてパン屋でパンを1個(1.5元)、商店
で水1ボトル(2元)を買って黄崗行きに備えました。

07:30頃に、運転手が来てドアを開けました。私は最前列の運転手の反対側の席を占めました。
エンジンオイル等々をチェックしている運転手に、このバスは、小黄から黄崗、そして双江へ行くんだね
と確認のために訊くと、そうだ、との答えであんしんしました。

その後、8時の発車時刻が近付くと三々五々乗客が乗ってきましたが、それでも私を含めても4、5人
です。黄崗の喊天節に行くと思われる旅行者や帰郷者も居ません。少し不安になってきました。

バスは定刻の08:00に出発しました。否、出発したかに思えましたが、何とバックしてバス溜りに入って
行きました。誰もがおかしいと思っています。すると、運転者は時間が08:30に変更になったと乗客に告
げました。
(後から思えば、ここからもう異常だったのですね)

本当に黄崗へ行けるのだろうかと不安がよぎりました。

でも、08:30になるとバスは何事もなかったかのように順調に走り出しました。ほっとしました。

従江を出ると、今年の5月に《占里》《岜扒》と歩き、どうにか従江へ
戻ってきた時の逆ルートで、その時の記憶では従江サイドの道路
が整備中でかなり酷かったのですが、もう殆ど整備は完了してい
ました。

バスは順調に走ったのですが、小黄へ着くと様子が変です。最終の乗客は私を含めて2人になっていて、ここで運転打ち切り
と運転手に言われました。バス賃は10元。09:30頃のことでした。

出発前に『このバスは、小黄から黄崗、そして双江へ行くんだね』と確認しているのに拘わらずです。

私は黄崗へ行くんだけど、というと、次のバスは行くから、と言うだけです。
何時と訊いても2時半頃と言うだけです。これは、従江発14:00のバスを指しているのでしょう。

乗ったバスは、先ず《高増》に差し掛かりました。

高増を過ぎると、次に峠から《岜扒》も集落が見え出しました。

岜扒を過ぎると、ことしの5月にやっと占里から辿り着いた小黄との分岐を通過。

そして、小黄に到着したのは09:25頃でした。1時間掛らなかったことになります。

もう小黄は十分に見ているので、更に5、6時間も時間を潰すことはできません。
ましてや、小黄で1泊するのも無駄です。でも一応、小黄を歩いてはみました。

小黄というと、《侗族大歌》で名高いのですが、個人ベースの旅では容易に聴くことはできずに、未だ未体験です。
この《小黄侗族大歌》が世界遺産に登録されたのは知っていました。
小黄の中心の広場には《小黄侗族大歌》の解説がありましたのでカメラに収めました。

《画像をクリックすると大きくなり、記事を読むことができると思います》

よし、小黄から黄崗までは10km程度だから、それならミニワゴンかバイタクのチャーターだ!

小黄の集落の入り口で探しました。
でもありそうでありません。困った挙句、一軒の店の若主人に相談しました。
そうすると、快くバイクに声を掛けてくれました。でも黄崗というと誰も行きたがりません。
その商店主は、幾ら出すのだ、と訊いてくるので、20元というと、改めて探し始めました。
でも駄目です。私は、30元出すから、というと、やっと1台が興味を示しました。

結局、30元で小黄から黄崗までバイタクで行きました。
道ですが、丁度半分程度小黄よりが綺麗に舗装も含めて整備されていましたが、或る地点から先は丁度整備中で工事の最中でした。

昨年は、小黄側が完成していて、黄崗側が全くの未整備だったのですが、それを考えると大きな変化です。でも、整備工事のお陰で、
未整備の時よりバイクの走行には過酷な状況でした。
(小黄は従江県従江郷、黄崗は黎平県双江郷で行政が異なるのです)

でも、30分足らずで黄崗の村が見え出しました。
そこに、昨年はなかった新しいゲートがあったので、そこでバイクを降りました。10:40でした。