《連州・連南再び》 2013年5月

ほヾ3年前の5月、この地域を旅しました。中国での滞在に余裕ができたので、この地域を再訪することにしました。


《三江》は鄙にしては結構な町でした。ホテルもありますので、宿泊を組んでも大丈夫です。
町では《ヤオ(瑶)族》をよく見掛けました。

この地域は広東省の北東部に位置します。北は湖北省、西は広西壮族自治区に接しています。

トップページへに戻る・・・
トップ アイコン

これは3年前に訪問の際に連州のバスターミナル
で撮影したものです。

この時は《常平》には住んでいませんでしたが、次
回訪問の時に使えそうなので記録に残しておいた
ものです。

ただ、3年も前のものなので今も走っているかどう
かが心配でした。

常平のバスターミナルのゲートに向かって右側の建物内へ
入ると見づらいタイムテーブルが張り出されていました。

仔細に見ていくと、ありました!ありました!

この地域への入り方は、
 ①鉄道で《韶关》から
 ②バスで《清遠》から
の2通りがあります。

いずれにせよ、乗換えが
厄介そうです。
特に鉄道の場合は使え
そうな列車は東莞発
10:12(韶关着13:48)
の1本しかありません。

前回の訪問からほヾ3年後、2013年5月2日に旅へのスタート
です。



現在、私が拠点としているのは広東省東莞市常平鎮です。
常平の中心となるバスターミナルは、鉄道の《東莞站》の正面
にあります。

ゲートに向かって左手の小さなブースは広東省内行きの直行
のバスの切符売り場です。

多くの窓口のある共通の切符売り場では連州行きの切符は
購入できませんでした。

右手にある特別の切符売り場を指し示されました。

そこで連州行きの切符が購入できましたが、手書きの切符
でした。
その切符は残念ながらバスの中で回収されてしまいました。

07:30頃にバスが入線しました。

バス内でカードを貰いました。
冒頭の3年前のポスターに書かれているバスのナンバー
S68581と同じ番号でした。
ということは、少なくても3年以上も走り続けていたことに
なりますが、それにしては綺麗な車内でした。

高速道路を清遠で降りて暫く走行して
路辺の休憩所に停まりました。

どうやら、昼食休憩のようです。

そこで、東莞からの連南行きのバスも
並んで停まっているのに気が付きまし
た。

私の今回の最終目的地は連南です。

前面には東莞ー連南ですが、車体側面
を見ると、大朗と常平も書かれています。
それならば、このバスに乗ればよかった
と思いましたが、常平のバス站のタイム
テーブルには《連南》はなかった筈。

究明は連南へ到着したからの課題に
しておきましょう。、

バスが見覚えのある終着の連州バスターミナルに到着したのは
14:00頃でした。

ここで、戻りも含めてバスの行先等々をチェックしました。

東莞へは乗ってきたバスの折り返しの14:40を含めて4本もあるのが判りました。

当面の目的地である連南へのバスは頻発です。
   
   3段目の《寨崗》はヤオ寨の在る場所ですが、連州からの直行もあるのがわかりました。
   でも、今回は先ずは連南へ入ることにします。

今回は探訪を割愛しますが、《連州》も面白い場所です。資料として残しておきます。

さて、いよいよ連南へ入ることにしました。
窓口で切符を買う必要はないようです。連南行きのミニバスが頻発で車内で車掌にお金を支払うシステムです。

バス賃は5元でした。
20分程度で終着です。そこは三江という連南の中心でした。

3年前の私のHPの記事で、《バスターミナルがなくて多少困った》と書いたのですが、バス溜りはありました。
しかも、よくみると、『地方公路』という建物があり、その隣がバス溜りでした。多分、手狭になったので変更したのでしょう。

地方公路の看板の建物の先に青いミニバス
が顔を覗かせています。

この路線には、白色と青色の2種類のバスが
走っています。
どうやら会社が違うようです。

ここから50mほど先が連南の最も賑やかな場所になります。
賑やかといっても、全く田舎の商業の中心部です。

今日のホテルを決める必要があります。
バス溜りの前に《君悦酒店》が目に入り、100元というのでそこにしました。まあまあでした。

ホテルにチェックインして、荷物を置いて連南の探検に出掛けました。

ぶらぶらしていると、案内地図がありました。

デジカメで撮影したのですが、十分実用に耐えます。


『君悦酒店』
『連南客運站』
『連南国際大酒店』
等々が明記されています。

ホテルにこのようなパンフレットが置いてありました。

会場ですが、『盘古王文化园』というところです。
上に示した地図の左上部の薄くて見難い所です。

散歩がてら会場へ行ってみました。
ホテルから徒歩で30分弱かかりました。

興味はあったのですが、午後7時半開演とのこと。

終演後に徒歩で暗闇を歩いて戻ることに不安があったので断念しました。

次に、地図上にあった『連南客運站』を探しに行きました。

ありました、ありました。
しかし、明かりが点いていません。立派な建物ながら使用されていないのかと思いましたが、実際にバス便はありました。

ただ、本数が少なく、14:50が最終便です。それが出れば翌朝までありません。

途中で遭遇したバスは、連南と東莞総站を結ぶバス
で、東莞発09:20、連南発06:55なのです。
当初はあった筈の常平へのサービスは打ち切られた
のでしょう。

バス站の対面に最近の開業と思われるホテルが数軒ありました。
その中には結構よさそうなホテルがありましたので記録のために残しておきます。

翌日、5月3日はいよいよ今回のメインである『三排瑶寨』へ行きます。

この地図は『三排瑶寨』の中で掲示されていたものをデジカメで撮影したものです。

前回訪問時には南崗鎮にある千年瑶寨へ行きました。

そこで、今回は前回行けなかった三排瑶寨を是非ともクリア
しようと思っておりました。



『君悦ホテル』の前辺り、即ちバス溜りの対面に停まっている
寨崗という地へ向かうバスの行先のプレートに三排瑶寨との
文字がありました。

ホテルを朝7時過ぎにチェックアウトして運転手が座席を倒して仮眠しているバスに荷物を載せてバス周辺をぶらぶらしながら待ちました。
乗客が2、3人乗ってきて07:40にバスはスタート。直ぐ先の橋のたもとで女車掌を乗せて本格的に出発です。
車掌が集金に来たので、三排瑶寨というと5元というので支払いました。切符はありませんでした。
途中でかなりの乗客の乗降があり、車掌に促されて降りたのはここでした。08:10でした。

自然石に三排瑶寨と刻まれたゲート
(便宜上、外ゲートとしておきます)

外ゲートから50m程度入り、右折して進むと現れたのが次のゲート。

それをくぐって更に50m程度進むと正式なゲートに到着しました。

時間は08:16、門票売り場には誰も居ませんでした。

少しぶらぶらしていると、オッサンが現れ、入るかい?という
しぐさ。幾ら?と訊くと30元というのでこのオッサンに支払い
ました。






下の門票は帰り際に貰ったものです。

出てくるとオバサンが居てお金を払えというので既に30元を
オッサンに支払ったというとオバサンはオッサンを探し出して
支払いの確認を取っていました。

そして要求して門票を手に入れたのでした。

私の撮った写真と
門票の絵柄がほヾ
同じなのに感動を
覚えました。

中へ入って先ず目に付いたのはこの大きな二つ。右に『銅鑼(どら)』・左に『太鼓』、両方とも敲いてみました。

進むと出現したのが酒造り工房でした。

次いでの場所は豆腐作り場。

この瑶寨はかなりの傾斜地にあります。集落の家屋は屋根の付いた木道で結ばれています。便利なものです。
『瑶居廊橋』と書かれていますから、屋根付きの廊下でしょうが、造りが簡易的なものなので私的には屋根付きの木道です。

しかし、これがこの集落に昔から存在していたとは思えません。かなりの確率で、観光地として整備する過程で観光客の便宜を
考慮して造られたものではないかと思います。

このように斜面に《廊橋》が整備されているのは来訪者には
ありがたいことです。

次は、油工房です。
ピーナッツ油を搾ったようです。

廊橋を辿っていくと《展示館》に突き当たりました。

『歓迎参観 三排瑶寨展覧館』で、美女3人に出迎えられました。

瑶族の概説の大きなパネルがありました。カメラに収めたのですが、光量不足であるものの読めますね。

展示物は民具と民族衣装、それに行事の写真が主で、《ショボイ》ものでした。

民具ですが、特段の興味を引くものはありません。

《展覧館》の外れに展望台がありました。こうして見ると、この瑶寨はかなりの山間部の傾斜地にあることが判ります。
従って、木道が傾斜地の歩行の助けに如何に有効であったかは言うまでもないことです。

デジカメを構えていると蝶が視界に入りました。

ここは住民の生活の場でもありました。子供用衣類の洗濯物で判ります。

門票売り場に置いてあったパンフレットです。

《三排瑶寨訪問の総括》

   元の入口に戻ってきたのは9時過ぎでした。8時過ぎに入場しましたから、ほヾ
   1時間の滞留でした。

   印象は、しょぼいテーマパークで、わざわざ訪ねて来たにはがっかりでした。

   この地区には、3年前に訪ねた南崗千年瑶寨と今回の三排瑶寨の2箇所が名
   高いようですが、前者の方は訪ねる価値は十分にありますが、今回の後者は
   必要はありません。時間とお金の無駄でした。

3年前の南崗千年瑶寨訪問記は、
   連南・南崗千年瑤寨
   http://www.meitian.sakura.ne.jp/sub172.htm
をご覧下さい。

さて、三排瑶寨から連南の中心である三江へ5元のバスで戻って来ましたが、とりあえず次に行く所がありません。
もう出発点の東莞・常平へ戻るだけです。昨日調べた連南から明日の06:55にするか、或いは連州へ出て翌日のバスにするか、少し
悩みましたが、連南には適当と思える食堂が見つからなかったので、到着した連州へ戻ることにしました。

   3年前にはなかった新しいホテルがバスターミナル付近に2軒出来ていました。

《花園ホテル》です。偵察に入ると、200元台の
後半の料金だったので諦めました。

《米蘭ホテル》です。ここは100元台の後半
でした。

《順達ホテル》で、花園・米蘭と合わせてバス站
界隈の3星ホテルになります。

3年前に泊まった《福家ホテル》は健在でした。
今回は別のホテルにしたかったので眺めただけ
です。

結局泊まったのは80元の安ホテル《栄景旅館》でした。

チェックイン時にパスポートを提示して日本人として登録し、保証金
として200元支払いました。

夕刻、フロントのオバサンが部屋に現れ、わめき出しました。聞き
取れないので、紙を差し出すと、右のように書きました。要は、登録
が出来ないので退去して大きなホテルに移ってくれということです。
オバサンの手には200元握りしめられていました。

そこへオッサンが現れました。宿の主人と思われました。彼は、登
録内容の生年月日の欄を指で撫でています。私が生年月日を言う
と問題なしでした。理由は簡単でした。日本のパスポートの生年月
日の標記が英語になっています。私は4月生まれなので、APRIL
です。これがオバサン・オジサンに不明だったようで、問題解決。

こういう小事件が済んでから、夕食に出ました。幾つかの店の中から、下の店へ入り、メニューの左最上段の『蜜汁叉焼飯』にしました。
ビールを頼んで、17元(料理12元+ビール5元)

2013年5月4日、いよいよ戻ります。

 候補のバスの中から、08:25のバスに決めました。

バスは定刻に発車し、東莞総站着が13:20でした。約5時間の走行でした。

東莞総站から常平への移動は市バスの快速にしました。運賃は16元。

   往路:常平から連州 168元
   帰路:東莞総站 125元+市バス16元 計141元

年 月 日 行  程 手 段 交通費 保険他 宿 泊 食費他
2013年5月2日(木) 東莞→連州 バス 168 朝(腸粉) 4
煙草(1カートン) 50
連州→連南 バス 5 夕食(焼餃子) 12
夕食時ビール 6
100 ピーナッツ 2.5
2013年5月3日(金) 連南→三排 バス 5 門票 30
三排→連南 バス 4 昼食(中国版Mac) 19.5
夕食 12
連南→連州 バス 5 80 夕食時ビール 5
2013年5月4日(土) 連州→東莞 バス 125 朝(焼きそば風) 2
東莞→常平 市内バス 16
合計 328 180 143
総合計 651
(人民元)

今回の所要経費をまとめました。