キウイはニュージーランドではなく中国原産ということは
知っていました。
店には贈答用も含めて多くのキウイが並んでいました。

白っぽいキウイは初めて目にしました。

この地区は『岭北』というらしく、こんな山奥にも数多くの廊橋があるようです。

ホテルに荷物を置いて暫くして直ぐに廊橋巡りに出掛けることにしました。
午後3時頃でした。季節的に暗くなるのが早いので気がせいていました。


泰順北站は市街地から若干離れているので、先ずは旧站を目指しました。

公交バスは細い道を旧市街へ入り10分足らずで小さなバスの旧站に到着しました。
先ずしようとしたのは、廊橋巡りの地図を入手することでした。旧站内の売店にはそれらしきものはありません。ターミナルに
隣接するホテルを覗いてみましたがそこにもありません。どうやら、廊橋巡りというのは泰順では著名なアクティビティーでは
ないようです。

ぐずぐずしていると暗くなってしまうので客待ちしていたタクシーに乗り込み行って貰うことにしました。

2014年11月

こうして泰順へ行くことができたのでした。

この紙を頼りにバスに乗り、乗客に見せながら何とか『牛山客運中心站』に辿り着きました。

10年後に残っているでしょうか?

《浙江省泰順に廊橋を訪ねる》  

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2011年の5月にかねてからの念願であった江西・程陽の風雨橋を訪ねて以降、すっかり侗(トン)族の建造物に魅了されてしまい、
貴州省・湖南省に何度も風雨橋や鼓楼を求める旅を続けました。

かなり辺鄙な山間の集落へも足を踏み入れ、その殆どをこのHPに発表しています。
見た多くの友人から、『苦労してよく奥地まで行けるね』と言われています。

でも、最近に至り、行き尽くした感があり、次の目的地選びに苦労している昨今です。



そんな時、私のHPをご覧いただいている方から、写真と共に『浙江省泰順近郊の廊橋はどうでしょうか...』というメールによる
ご提案が写真と共に届きました。
添付されていた多くの写真はどれもが私の趣味に合致するもので、早速廊橋探訪の旅を計画することにしました。

午後1時頃には虹橋站の切符発売の窓口に並んで温州への切符
を買ったのですが、何と入手できたのは午後7時発の切符で6時間
待ちでした。

こうして廊橋を求めての泰順への旅を終えました。
とても1回の訪問では垣間見ただけです。でも、それでも状況は
掴めましたので今後も数回訪問したいと思います。

《補遺》
    泰順はどうやらキウイの名産地だったようです。

日本への帰国便は香港からの便を取ってあるので、香港に最も近い深圳
(シンセン)へ向かうことにしました。

これもバスにしました。こちらは30時間も掛かりました
泰順を攻略するのは容易でないことが判り、取り敢えず引き揚げることにしました。

そうすると余った日数をどう使うかということになりました。
考えた末にいつもの貴州省へ向かうことしました。

一旦バスで温州へ戻りました。


   牛山站で電光の行き先を眺めていると見覚えのある地名が多く出ています。
   その中から『習水』を選びました。13:10発、382元、2277km、車中1泊
   というとんでもないバスです。
   結局、28時間で貴州省に着きました。

調べてみると、温州は人口的には浙江省最大の都市なのですね。

浙江省の都市
都市名 人口(2010年)
杭州市 杭州 Hangzhou 8,700,400
寧波市 宁波 Ningbo 7,605,700
温州市 温州 Wenzhou 9,122,100
台州市 台州 Taizhou 5,968,800
金華市 金华 Jinhua 5,361,600
紹興市 绍兴 Shaoxing 4,912,200
嘉興市 嘉兴 Jiaxing 4,501,700
湖州市 湖州 Huzhou 2,893,500
衢州市 衢州 Quzhou 2,122,700
麗水市 丽水 Lishui 2,117,000
舟山市 舟山 Zhoushan 1,121,300

翌日はいよいよ泰順へ行きます。ホテルでバスターミナルの位置を尋ねると直ぐそこと言われました。

歩いて数分もかからずに着きました。そこで泰順というと別のバスターミナルの発着ということで怪訝な顔をしていると紙に書いてくれました。


                                                   余りにも達筆で全く解りませんでしたが、ともかく107路
                                                   のバスに乗って行くようにとの指示のようです。

《温州站》の直ぐ近くに大きなホテル
が目に入り、タクシーを横付けして
投宿しました。

  358元という高級ホテルでした。
  日本円6000円程度ですが、私
  にとっては高すぎます。
  でも、初めての都市で時間も11時
  と遅いので妥協しました。



当初は、東欧だと思っていたのですが
後で文字ですが《欧》ではなく《瓯》だと
いうことが判りました。

それでも尚も《瓯》=《欧》と思っていた
のですが、家に戻って辞書を引いてみ
て《瓯》が温州の別称だということを知
りました。

退屈な時間を過ごして真っ暗になった上海を定刻に発車しました。

列車で温州へは3時間余りでした。
  
  遅い到着で、不安は泊まるホテルと町中への足でした。

  高速鉄道の発着駅は町外れの『温州南站』でした。目的地
  は《泰順》で、一般的にはバス站は町の中心部に在る筈な
  のでタクシーで在来線の『温州站』近辺のホテルに行くこと
  にしました。

羽田空港から上海の虹橋空港への便が就航するようになりました。

そして、虹橋空港に隣接している鉄道の虹橋站(地下鉄で2駅です)には高速鉄道が発着しています。



  虹橋站は巨大な站でした。

泰順へどのように入るか・・・・

検討した結果は、日本から先ずは上海へ入り、上海から高速鉄道で温州へ。そこからバスというのがベストのようでした。

こうして泰順の廊橋巡りを駆け足で行いました。
これらは最初に掲げた『泰順地区廊橋分布図』(見えにくいですが)の
左下に出ている廊橋の一部です。広範囲に分布している関係から、全
てを網羅するにはかなりの日数と費用がかかると思われます。

でも、廊橋は面白いもので、これを第一回目として今後も継続的に調査
をしていきたいと思っています。

『廊橋』ですが、その発生の起源はどこにあるのでしょうか・・・・・
その目的・狙いは何なのでしょうか・・・・・
どうして日本には伝わらなかったのか・・・・・
その疑問を解く鍵は見つかりません。

そろそろ予定の時間が尽きてきました。
最後に案内されtのは『永慶橋』でした。運悪く(?)補修中でしたが、見るのには不都合はありませんでした。

《薛宅橋》ですが、《薛》という文字はヨモギ(蓬)を意味するそうです。

次に現れたのは『薛(Xue)宅橋』です。

  典型的な廊橋の形態を留めています。

『刘(劉)宅橋』と読めました。

川沿いを奥へ進むとまたまた廊橋らしきものが見えました。

チャーターした車は泰順の集落に向かって進みました。
これでおしまいかな?と思っていると、集落を越えて初日に行った北澗橋の方向へとどんどん進んでいき、手前で右折して山の中へと入っていきました。

現れたのは『西洋橋』で、碑文によると2012年に竣工した
新しい橋です。新しいものの伝統様式を保っています。

『同楽橋』を見た後、更に先に進むとかなり朽ちかけた橋がありました。『三維橋』と読めました。

橋の中へ入り、向こう側へ渡りました。

道路から近く交通は便利なようです。
廊橋の特徴が
よく残っています。

大体様子が判ったので翌日は上の地図を示してタクシーを
チャーターすることにしました。

  
タクシープールで当たったのですが、1台目・2台目と
  断られ、3台目でやっと行ってくれることになりました。
  4時間程で言い値は500元という高い料金でした。値
  切ってみたのですが、450元がやっとでした。

2日目、最初の橋は『仙居橋』、泰順から20分程度のドライブでした。

この地図はネットで拾った貴重な泰順地区の廊橋分布図です。

   これをPCに保管していましたのでプリントアウトして翌日持っていきました。

昨日の半日間で判ったのは、
  1.泰順の市内には廊橋はない。
  2.泰順近郊には総数で100以上もの廊橋が現存してらしいが広範囲に分布しているので短期間に多くを踏破するのは極めて難しい。
  3.観光客は殆ど居ない
  4.泰順では廊橋に関する書物等が入手できない(大都市の大型書店で見掛けたら直ぐに購入すべし)
  5.廊橋に対する現地の住民の関心度はかなり低い

といういうところでしょうか・・・

2014年11月8日

もう、辺りはかなり暗くなってきました。(上の橋の写真は明るく加工しました)
きょうはこれで終わりです。

タクシーが連れて行ってくれたのは、《泰順廊橋文化園》という整備された地域にある『北涧桥Bei Jian Bridge=北澗橋』でした。

案内看板を読んでみると、英語では、North Gorge Bridgeと表記されて
います。

また、廊橋はCorridr Bridgeと訳されています。

特徴は、
  1.屋根がある
  2.木造である
  3.中央部分が高くなっている
ことでしょうか・・・

とはいうものの、今後の行程などを考慮して、バス站に隣接
する賓館に入りました。
『义德缘=義徳縁賓館(YiDeYuan Hotel)』で、158元で高め
でしたが簡単な朝食付きで5階建てながらエレベータもあり
特記するような問題はありませんでした。

ただ、ホテルで廊橋に関する情報を得ようとしましたが、殆ど
得られませんでした。

温州から泰順へは約3時間、途中車窓の左右に目を凝らして
いましたが、廊橋を見つけることはできませんでした。

泰順の町中へ入っていくかな、と思っていたら手前で終点と言
われてしまいました。ネットでの友人の情報では、バス站の隣
のホテルがお勧めとか近隣の食堂がおいしいとかとのことで
したがそんなものはなく、多分バスターミナルは最近町の外れ
に移転したのでしょう。

泰順には鉄道の站がないので、上海から温州へ行き、そこからバスで入りました。

『泰順』は浙江省の南西部にあり、南は福建省隣接しています。

   尚、浙江省には我々日本人にとっては中華料理店で人気のある『紹興酒』の名の由来である産地の《紹興》があります。

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仙居橋から元の大通りに戻り、少し走って山の中へ入っていきました。
30分近く走って現れたのは『同楽橋』でした。

2014年11月7日